今日はテレビの放映があった日。「見たよ～！」とメールいただいたお客様の皆様、ありがとうございました。（かくいう私は、自分の姿を見るのが恐ろしくていまだ録画を見ておりません！笑）見忘れた方は、7月31日（木）18時よりＢＳジャパンで一週間分のダイジェストの放送がありますので、よろしかったらどうぞ。
さて、火曜日の今日は、今日から国立西洋美術館で始まりました「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き」展へ。今回は国立西洋美術館に寄贈された指輪を中心とする宝飾品約800点からなる橋本コレクションのお披露目の展覧会。紀元前のリングも多々、特に19世紀のコーナーはリングばかりではなく、神戸ファッション美術館から貸し出されたとても状態の良い当時のドレス一式と一緒にディスプレイされていて、当時の女性の服飾の全体像がとても良く分かりました。
紀元前から現代まで、これだけ沢山の古いリングが見られる機会はまず無いと思います。ただし、私は幾つものフロアが連なる暗い国立西洋美術館がちょっぴり苦手。（同じく、コルビジェの建築で今は一部ホテルになっているマルセイユのユニテ・ダビタシオンはとても心地良く滞在したのに、どうも西洋美術館の空間はいまいち好きになれないのです。）ただでさえ小さ過ぎて見えにくいのに、暗い展示室に飾られているインタリオのリングにイライラし、インタリオを型取りした石膏に「真っ白でよく見えない！」とブチブチ言い、明るい19世紀のコーナーに足を踏み入れてようやくほっとする有り様。お越しの際には、是非ルーペとペンライトをお持ちになることをおすすめします！