さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

ハンカチ・ボーダー・襟・服飾小物新着14点をUPしました!

2014-12-18 | アンティーク

 今日も寒かったですね!!今日は私もお店で愛用の電気ひざ掛けにくるまり(私の座っているすぐ横の壁の向こうは外。壁からしんしん冷えてくるのです。)、パソコンに向かっていました。
 お待たせしました。新着レースをUPしました!今回はハンカチ・ボーダー・襟・服飾小物新着14点をUP!今回も美しく、興味深いアイテムが揃いました。どうぞレースのページをご覧になって下さい。(ホームページの画像はクリックすると大きさサイズでもご覧いただけます。どうぞ拡大してご覧下さい。)

びっしりとステッチが施された百合の紋章フルール・ド・リス模様のハンカチです。その密度の高い緻密なステッチ、類い希なニードルの細工には、ただただルーペを手にしたまま見入ってしまいます。フルール・ド・リスはフランス王家に由来する紋章、フルール・ド・リスの紋章と同じようにデザイン化されたイニシャルも興味をそそります。糸の重みが感じられるホワイトワークの逸品です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8201.htm

フランス語で「イギリスレース」と意味する名前、ポワン・ダングルテールのベルギー製のレースです。(その興味深い名前の由来はどうぞホームページをご覧になって下さい。)ボビンレースで作られたお花のモチーフとそれをつなぐニードルによるグランド(ネット)の混合技法。ニードルだけの細工に比べて、どこか柔らかい優美な雰囲気が持ち味で、ナポレオンの二番目の妃マリー・ルイーズは自国のアランソンよりもポワン・ダングルテールを数多く所有していたとか。とにかくこのネットの繊細さには目を奪われます。通常は生地の部分に細工されることの多いイニシャルのモノグラムがレースの部分に細工されている点も興味深いです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8202.htm

フレーム付き、ゴージャスなポワン・ド・ガーズのファンです。こちらも薔薇の花びらがポケットになったポワン・ド・ローズで、薔薇づくしの美しい模様に、繊細なニードルの透かしの細工もたっぷり施されています。レースの美しさはもちろんのこと、特に美しいのは広巾のマザーオブパールの骨で、幅が広い分、マザーオブパールの虹のような真珠のような光沢が存分にお楽しみいただけます。豪華なハンドメイドのシルクのタッセル付き、当時の貴婦人が手にした優雅なアイテムです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8232.htm

広巾のため、婚礼衣装用と思われる4mもの長さのポワン・ド・ガーズのボーダーが出てきました。華麗で繊細、しかも薔薇の花びらの部分がポケットになったポワン・ド・ローズの細工になっています。どのような花嫁の衣装を飾ったのでしょうか?特にメダル形の中の繊細なニードルの細工に目を奪われます。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8203.htm

リボン状に延々と連なる小さなパールの細工に圧倒されるポワン・ド・ガーズのボーダーです。大きめのお人形の衣装にもおすすめ!ポワン・ド・ガーズは元々ベルギーのレースですが、メダル形とリボン状の模様がどこかフランス風な趣を感じさせるレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8204.htm

薔薇の花びらがポケットの細工になったポワン・ド・ローズのカフスのペアです。綺麗に柄合わせされ、縫い留められていますが、糸を外すとボーダーとしてお使いいただくことも出来、お人形にもおすすめのサイズです。19世紀らしい可憐な雰囲気のニードルレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8215.htm

上のカフスとまったく同じ模様、同じドレスに付いていと思われるポワン・ド・ローズです。小さなサイズで、ボーダーというより、パーツといった方が良いようなアイテムですが、実際に素材としてお使いいただくのにおすすめ。(躊躇せずはさみが入れられるのでは?)まったく同じ在庫が2点ありますので、対でお使いいただくのも良いかもしれませんね。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8220.htm



柔らかい透けるほど薄いモスリンの生地に考えられないほど繊細な18世紀の手仕事。サテンステッチやケーブルステッチなどの手刺繍と、糸を抜いたり、くくったりすることによって模様を作り出すドロンワークとによって表現したドレスデンワークのボーダーです。12種類にもなる、その作り出された細かなそれぞれの模様はとても人間がしたとは思えないほど。是非お店でルーペ片手に実物をご覧いただきたいレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8205.htm

ヴィクトリア女王ゆかり、イギリスのボビンレース、ホニトンの広巾ボーダーです。今まで数々のホニトンを扱ってきましたが、これほど広巾で状態の良いボーダーはありませんでした。お水に浸かった形跡のないデッドストックと思われる状態の良さ。ベルギーのデュシェスに比べて素朴な趣の物が多いホニトンですが、広巾ということもあり、大変豪華なレースです。透かしになったフィリングの細工も大変繊細です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8206.htm

このびっしり緻密に細工されたレースからイメージするのは「熟練」の文字。非常に熟練した作り手が作り出したと思われる広巾のボーダーです。タティングレースでこうした広巾の物は珍しいアイテムのひとつ。両端が切れ端ではなく、綺麗に細工されている点にも注目です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8211.htm

光沢のあるプリーツと透けるプリーツ、ふたつのプリーツ素材で作られたチャーミングな初聖体のポシェットです。初聖体に関してはホームページをご覧いただくとして、これを白一色の衣装に身を包んだ少女が身に着けたかと思うと、何ともロマンティック。きっと美しい光景だったと思います。サシェなどを入れて、インテリアとして飾っていただくのもおすすめです。
詳しくはこちら***http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8230.htm

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