昨日まで開催されていた「フランス展」 を終え、今日は一緒に出展していた目黒のお店マムールの名津井さんに誘われて名古屋ボストン美術館で開催中の「パリジェンヌ展」へ。アメリカのボストン美術館の姉妹館の名古屋ボストン美術館。今回の展示品もすべてボストンから運ばれたもの。普段から見慣れたアンティークのファッションプレートなどの展示物に興味津々で、特に衣装の展示では、美しい生地や当時のレースの展示に興奮した私達が盛り上がり、係員の女性から「お静かに」と言われてしまう始末。フランス語が堪能で、まるでパリジェンヌのような名津井さんにぴったりの展示で、とても楽しいひとときでした。
これが私達の興奮の元!18世紀の衣装です。袖飾りのレースが失われているものが多い中、同時代、オリジナルと思われるレースに注目でした。
こちらは19世紀のアニリン染料による紫のドレス。胸元にはシャンティレースとヴァランシエンヌレースが二重であしらわれていました。とても状態が良かったです!
「パリジェンヌ展」の後は、熱田にある紙の専門店「紙の温度」へ。ここは手漉きと世界の紙2万点を集めた倉庫のようなショップ。日本中はもとより東京からも沢山のお客さんが訪れると聞いている。美しいマーブルペーパーや革そっくりの型押しの艶やかな紙ににうっとりし、あっという間に時間が経ってしまった。
そして、今日のハイライト、名古屋の誰もが知っている老舗のお店あつた蓬莱軒でひつまぶしを!受付けをしてから1時間半後(その間に紙の温度へ)、午後2時を過ぎてやっとありつけたひつまぶしはそれは、それは美味しかったです!