今日は、先日UPしましたレースの中からホワイトワークをピックアップしてご紹介させていただきます。「白刺繍」とも呼ばれるホワイトワークは白い生地に白い糸で刺繍した細工のこと。時代を問わず、ヨーロッパ各地で作られました。今回は、19世紀フランスのホワイトワークをUPしました。繊細な手仕事の粋をご覧いただきたいと思います。
「パンジー」は、蕾の下向きの形が物思いにふける人の姿に似ていることから、フランス語で“pansee(パンセ「もの思い」の意)”に由来し、パンジーのお花は愛情を托すお花モチーフとして知られています。そんなパンジーのお花をびっしり細かなステッチで表現したホワイトワークのドイリーです。縁を飾るボビンレース、糸の細いメヘレンも非常に繊細で軽やかです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10421.htm
“X”と“D”のイニシャルを組合せたモノグラム刺繍。イニシャル部分は緻密なステッチで埋められ、お花部分は立体的なサテンステッチで覆われています。19世紀のフランスのブルジョワ家庭で使われていた元々はシーツだったと思われるアイテムです。生地は横長で2m50cmを越える巾、刺繍そのものはW42cm×H27cmで大振りです。しっかりしたリネン生地で、クッションやバッグ等、何かお作りいただくのにおすすめ!生地自体もたっぷりあるので、様々にお使いいただけます。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10414.htm
珍しいチュール地に立体的なサテンステッチが施されたホワイトワークのパーツです。まるで生地に刺繍したような巧みな仕事で、特に中央のお花のモチーフは チュールの細かい編み目を利用した繊細な透かしの細工になっています。こちらはまったくの未使用品。コンディションも抜群です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9730.htm
薄いローン生地にフランスらしい植物模様の繊細な白刺繍、それを同じローン生地にはめ込み、丸いはめ込みの周りには緻密なドロンワークがぐるりと巡らされています。お花の中心部分にもドロンワークが施されています。これをパーツとして何かお作りいただいたり(自作のタティングレースを付けていただくのもおすすめ!)、このまま額装も承ります。
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ボーダーという素材にもかかわらず、すべて手刺繍。透かしのニードルの細工まで施されたホワイトワークのボーダーです。手の込んだ刺繍のため、ブラウスなどの服飾用として作られたものだと思われます。せっせと刺繍に励む19世紀のお針子さんの姿が目に浮かぶようです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10222.htm
■「アンティークとロマンティックな手仕事展 Vol.20」
1月20日(水)~25日(月)
10:00AM~5:00PM(最終日は午後3時まで)
妙香園画廊 4F
名古屋市中区栄3丁目14-14(大津通栄ガスビル向い)
tel 052-241-1533
(問)エンジェルコレクション tel 03‐6228-6230
特設サイトはこちら*** http://www.angelcollection.jp/myoukouen202101/202101.htm