ノートル・ダム寺院の火災からまもなく五年。コロナ禍の前の出来事なので、「もうあれから五年か。」と思う反面、あっという間の五年だった気もします。
あの日、買付けに来ていて、たまたまパリ在住のお友達と一緒に6区でお食事。その前から「なんかきな臭い気がする。5区で火事では?」と言っていたのですが、その後ノートル・ダムが燃えていることが分かり、食事の帰り道、そちら方面を通って帰ると…。
「石造りだからさほど燃えるところがないのでは?」と思っていたのも束の間、激しく燃える様子や、尖塔が焼け落ちる様を目にして衝撃でした。周囲には沢山のフランス人が取り囲み、皆目に涙を浮かべて讃美歌を歌っていた姿が忘れられません。
今回もバスで通ると、既に燃え落ちた尖塔が再建され、元の姿に。(右側の塔の後ろに少しだけ見えるのが尖塔です。)完全に再現されるまではまだまだ時間がかかりそうですが、長い年月の間に、こうして火災や再生を繰り返してきたかと思うと感慨深いものがありました。
買付けは今日が最終日。最後まで気を抜かず、行動したいと思います。
坂崎は買付け中ですが、銀座奧野ビルのショップはただいま通常営業中です。お近くにお越しの際にはどうぞお立ち寄り下さい。