さかざきが綴る「アンティークな日々」

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【7日間ブックカバーチャレンジ】DAY 4

2020-05-19 | アンティーク

 「7日間ブックカバーチャレンジ」の第4日目は、リボン好きにはたまらないリボンの本!「めくるめくリボンの世界へようこそ!」とでもいうようなフランスリボンの産地サン・テティエンヌのリボン博物館の収蔵品をまとめた書籍です。一緒に写した広巾のリボン見本もサン・テティエンヌ製。きっとどこかのリボン工房で織られていたのでしょうね。

フランスのリボン
佐野敬三 著
学習研究社

とても美しい本なので、中身が見せられなくてとても残念!(お店に置いてありますので、またお店でご覧になって下さいね。)中には贅を尽くした19世紀のリボンがいっぱい、その当時のファッションプレートが集められたページもあり、実際にどうやって身に着けられていたのかもしのぶことが出来ます。そして興味深いのは鮮やかな色合いばかりではなく、日本の呉服のような柄、渋い色合いのリボンも多く見られること。京都の西陣織がリヨンで学んだジャガード織りなのはよく知られていますが、当時流行したジャポニズムの影響でしょうか?リヨンからも遠くないサン・テティエンヌ、何か日本とのかかわりがあったのかもしれません。

実はこの書籍、お休みの日に深川を散歩していて、偶然古本屋さんの店頭の「特価品」のコーナーで見つけました。「これは正に私のための本!私を待っていたんだわ!!」と大喜びで手に入れました。こちらは1981年出版ですが、その当時¥18,000の定価はかなり高価な本だったのではないかと…。ひょっとしたら、日本でサン・テティエンヌのリボン博物館の展覧会があったのかもしれません。一度、このリボン博物館に行ってみたいと思っています。

 

そして、先日UPしましたもうひとつのローズカットダイヤペンダントの動画が完成しました!(実は撮影するよりも編集する方がずっと時間がかかるのです。(>_<))まるで水面の煌めきのような美しさ、そんなダイヤの輝きをこちらでご覧下さい。

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