gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ドローンが招く?お手軽戦争

2023-01-12 12:04:11 | 戦争
ドローンが招く?お手軽戦争
“シーチン”修一 2.0

【雀庵の「大戦序章」123/通算555 2023/1/11/水】ママチャリの後輪を新品にしてからチャリ散歩は随分ラクチンになって、今朝は2時間も楽しめた。しかし調子に乗って遠くへ行き過ぎて帰路はハーハー、ヒーヒー、行き倒れになるんじゃないかと不安になってしまった。100年後には100歳翁でも元気が良く、「昔からのものは脳ミソだけで、それ以外は全部人造だよ、まったくすごい世の中になったもんだ、ハッハッハ!」なんていう時代になったりして・・・恐ろしいことだ。

“オソロシア”プーチン・ロシアのウクライナ侵略で、戦争の主役は兵士からドローンになってきた印象を受ける。上を向いて歩こう? 2023/1/10の佐藤仁氏の論稿「ウクライナ軍のドローンを迎撃しようとするロシア兵にドローンから爆弾投下 命中せずに兵士は逃走」から。

<2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。

ウクライナ紛争ではドローンによる上空からの攻撃をウクライナ軍、ロシア軍ともに頻繁に行っている。ウ軍は小型の民生品ドローンやウ軍が開発した攻撃ドローン「R18」などから爆弾を投下して地上のロ軍の戦車などを攻撃、破壊している。

ドローンが上空を飛んでいたらバリバリと大きな音がするので、迎撃システムがあれば機能を停止させたり、撃墜することもできる。上空のドローンを迎撃するのは、電波を妨害(ジャミング)してドローンの機能を停止させるソフトキル(soft kill)と、対空機関砲のように上空のドローンを爆破するハードキル(hard kill)がある。

そんななか、地上のロシア兵が上空のウ軍のドローンを迎撃しようとしていた動画が公開されていた。ドローンの多くは迎撃されたり機能停止させられてしまうのだが、上空のドローンは破壊されることも機能停止されることもなく、ドローンから爆弾を投下されてロシア兵が慌てて逃げていた。

ドローンから投下された爆弾はロシア兵には命中しないで、近くに落下して爆発。ロシア兵は走って茂みに伏せて一命はとりとめたが足を引きずって逃走していった。

ウ軍のドローンは一発の爆弾しか投下していなかった。おそらく1機につき1~2発しか爆弾を搭載していない小型民生品ドローンだろう。搭載できる爆弾や手榴弾の量には限りがあるが、上空から投下するので兵士に命中したら殺傷力はある>(以上)

兵士の人的損耗を少なくするために、戦争はやがては無人のロボット兵器同士の戦いや無差別ミサイル攻撃、サイバー戦、宇宙戦が主流となるのかも知れない。しかし、人的損耗が少ないと開戦に対するブレーキが弱くなり、このままでは遠慮や躊躇もなく戦争を始める国が増えて行くのではないか。トウ小平のベトナム侵攻(中越戦争)のように「生意気だから懲らしめてやる」といったご都合主義やお手軽気分で開戦するようにならないか。

そう、21世紀のハイテク・ドローン戦争は「戦争は最終手段だからまずは外交で問題解決を図ろう」という抑止マインドを劣化させかねないということ。まさに「プーチン流侵略」、非常に危険だ。

「奪い、殺し、焼き尽くす」三光作戦は支那の伝統的戦法だが、時代錯誤のプーチン流侵略とそっくり。まるで紀元前の蛮族。ハイテク・ドローン戦争では兵士の損耗が少ないから「お手軽開戦」が増えかねず、熱戦に至る危険性は高い。この手の輩に対するには、「侵略は国際社会の制裁を受けるから割に合わない」と思い知らせることだ。経済制裁は元より、我々自由陣営は抑止力を強靭にするため戦力と団結を一段と強化しなければならない。敗戦はこりごり、二度と御免だ。
・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」