日本に巣食う怪しい人達
“シーチン”修一 2.0
【雀庵の「大戦序章」129/通算561 2023/1/24/火】1/22(日)に図書館に行く用があったので朝日新聞1/21にざっと目を通したが、ウクライナに関する記事は総合面と国際面での合計で紙面のたった4分の1だった。プーチンは悪いがウクライナも妥協すべきだと言いそうな朝日読者の機嫌を損ないたくないという忖度機能が働いているのかもしれない。戦前は戦意高揚で儲け、戦後は赤色革命を扇動して儲ける(土壇場で逃げるが)・・・商売とは言え、あまりにもエゲツナイ感じがする。
1か月ほど前に読み終えた朝日新聞出版の「プーチンの実像」は文庫本で400ページの大著だが、今、大事なのは今更ながらの「狂気のような実像」云々ではなく、「プーチンをいかに排除するか」「プーチン後のロシアをどうするか」だ。朝日新聞デジタル1/21「再びキーウ狙うプーチン大統領 制裁は痛手だけど戦争継続は当面可能」にはこうあった(要旨を引用)。
<プーチン大統領はウクライナ4州の併合では満足せず、あくまで首都キーウを狙う。部分動員で動揺したロシア社会は、政権の対応で落ち着きを取り戻しつつある。制裁でロシアの製造業はダメージを受けたが、石油輸出などで当面の戦争継続は可能>
「ロシア社会は落ち着きを取り戻しつつある」って本当か? なんとなくプーチン応援団みたい。
この記事は駒木明義・論説委員によるが、氏は9年ほどモスクワ特派員を務め、「プーチンの実像」の主筆でもある。駒木氏は何者か・・・「駒木の実像」を知りたい。新田哲史・SAKISIRU編集長の「ロシアの日本人63人“出禁リスト” 笑えるところと笑えないところ ロシア側の『世論戦』手の内がわかる?」2022/5/5から。
<ロシア政府は4日、岸田首相や林外相ら日本人63人を入国禁止にしたと発表した。メディア関係者では産経、読売、日経の経営者ら、週刊文春と選択の編集長が出禁となった。
朝日新聞と毎日新聞が入らなかったことをどう見れば良いのか。朝日でロシア特派員も経験した駒木明義論説委員はツイッターで「リストに入っていない」と悔しそうに一言だけツイートしていたが、朝日に対しては日本国内の世論が強硬に傾いた時に「歯止め」となることを期待しての露骨な「秋波」だろう。朝日や毎日の上層部は、読者からもそう見られつつあるという自覚を持ったほうがいい>
朝日はプーチン・ロシアにとっては使い出のある容共左派ということだろう。ロシアのラブロフ外相は1/23、「ウクライナで起きていることは、もはや本物の戦争となっている。欧米側はロシアのすべてを破壊しようとしている」と欧米側をなじった。駒木氏は「ロシアは落ち着きを取り戻しつつある」と言うが、それは氏の願望、プロパガンダであり、だからこそロシアから愛されているのだろう。「愛される理由」とか自伝を書いたら売れそうだ。
前回、WSJ(ウォールストリートジャーナル)日本版1月号2023/1/20「中国富裕層 日本が『安住の地』に 母国にうんざり、移住に関心高まる」を転載した際、小生は「中国人など異邦人を受け入れる・・・成功例はあまり聞かない、日本はどうすべきかをしっかり固めないと大変なことになるだろう」と感想を添えたが、産経1/23「第39回土光杯 全日本青年弁論大会」でマニング・ダニエル・キエロン氏(32、自営業)の「北海道が直面している危機」が入賞したと知った。
調べてみると、その方はWill Onlineに寄稿している「ダニエル・マニング」氏のようだ。プロフィールは「1990年、アイルランド生まれ。ダブリン大学大学院(文学)卒業。アイルランドで半年間語学学校に勤務したのち、英語を教える外国人講師として栃木県の高校に赴任。現在は英文校閲者として出版社に勤務。日本語能力試験一級。幼い頃から祖父の影響で日本に興味を持ち、来日を夢見ていた。新たな夢は、日本の史実を英語で伝えること」とある。
「北海道が直面している危機」でマニング氏はこう語っている。
<私が最も懸念していることは、じわじわと変わりつつある北海道の現状です。少子高齢化が進む北海道に進出し、土地を買いあさっている中国企業や個人が増加しています。
中国の諜報機関、富豪たちが連携して、技術を盗み、国あるいは地域の経済活動に影響を与え、有力政治家と結託して政治力を発揮する。加えて中国は多数の国連組織を牛耳っており、これ以上権力を拡充すれば中国がグローバル・ガバナンスを支配することになります。
しかし、残念ながら日本は国家としてこの問題から目をそらしていると言わざるを得ません。アイルランド北部の植民地と酷似していると思います。
16世紀のアイルランド九年戦争で敗北した同国北部のゲール人の酋長たちが欧州へ亡命した後、英国は北部の植民地化を開始し、ゲール人のアイルランドが滅びてしまいました。この歴史でも分かる通り、北海道問題を放置しておくとどうなるかは想像がつきます。
まず北海道の日本人は少数派になります。そして多数派である中国人から迫害を受け、仏教や神道の信者は宗教上の理由で逮捕され、言語も文化も失ってしまうと同時に歴史から切り離されて根っこのない人々になります。
そして数百年の極貧と弾圧を経て、立ち上がって対抗しようとした際にはテロリストのレッテルを貼られます。国際社会や世界各国の首脳は中国を糾弾したり、異議を唱えたりしますが、誰も北海道を助けてはくれません。
もちろん、この暗黒未来はすぐに現実になるわけではありませんが、中国は他国に引きかえ比べものにならないほど物事を長い目で見る民族であるのに対して、日本の多くの政治家はどうやら目先の利益より先が見えないようです。
この国は、国籍を問わず、本当に好きな人に開かれた国であるべきだと思います。ですが、中国共産党が政権の座を維持し、自国民を武器化している限り、北海道を守るため断固たる措置を取らなければなりません>(以上)
太宰治曰く「良い予感は外れ、悪い予感は当たる」・・・プーチンロシア帝国と習近平中共帝国への西側諸国の想いは「交際・交流・交易していけば赤色帝国も徐々に自由民主化へ向かうだろう」だった。共産主義=絶対悪という考えが浅いキッシンジャーなどが旗を振ってそれを推進応援したが、見事に外れた。大人しい振りをしていた露中は今、牙を剥き出して西側諸国に挑戦している。愚者は騙される。現実は冷酷だ。
1/24産経に書籍「日本の赤い霧」(福田博幸著) の広告があり、「なぜマスコミは〈彼ら〉の暗躍を黙殺するのか? 超一級資料と当事者インタビューで、日本の企業を陰で操る組織の正体に迫る! ソビエト・コミンテルン、中国共産党が操る左翼思想から決別せよ! 左翼労組と戦い続けた50年の記録!」と警鐘を鳴らしている。曰く、
<今、日本は「内なる敵」によって分断の危機にさらされています。彼らは中国、北朝鮮、ロシアといった外国勢力とも連携し、長い時間をかけて日本国内で分断工作を推進してきました。
その「内なる敵」とは「左翼」です。左翼の恐ろしさは、ほんの少数で組織の中枢に潜り込み、組織全体をコントロールしうるほどの影響力を発揮するところです。今や第四権力といわれる「マスコミ」の内部にも浸透し、連動しながら国論の分断工作を推し進めてきました。
この「内なる敵」が、「日本弱体化政策」という土台のもとに、どのように日本支配を企てたか、その実態を経験にもとづいてまとめたのが本書です>
日本が拱手傍観していれば「北海道が直面している危機」はやがて「東北の危機」「東日本の危機」「本州の危機」になっていくのだろう。沖縄はすでに習近平中共帝国の属国「琉球赤色独裁国家」の様相だ。八重山日報2022/12/24「視点:防衛強化、批判する相手が違う」から(一部のみ)。
<政府が進める防衛力強化に対し、玉城デニー(沖縄県)知事の批判的な姿勢が目立っている。反撃能力(敵基地攻撃能力)保有などを盛り込んだ政府の安全保障3文書改定を巡り、玉城知事は「詳細が明らかにされないまま閣議決定され、非常に残念」とコメントを出した。報道各社の新春インタビューでは、防衛省が沖縄の陸上自衛隊を増強する方針を示していることに対し「自衛隊の増強は、さらなる基地負担増にほかならない」と述べた。
2022年は沖縄にとって厳しい年だった。隣の軍事超大国である中国が、平和を願う県民の心情を一顧だにせず、沖縄に対する露骨な脅迫や威嚇をさらに強めてきたからだ。最も衝撃的だったのは8月、中国が台湾を包囲する軍事演習を行い、与那国島や波照間島の周辺に数発の弾道ミサイルを撃ち込んだことだ。その後の報道で、習近平国家主席が直接、日本のEEZ(排他的経済水域)内を狙うよう軍部に指示したことが明らかになった。
これは将来の台湾侵攻を念頭に、日本が介入の動きを見せた場合、八重山の島々をミサイル攻撃すると宣言したに等しい。
防衛省統合幕僚監部によると、中国空母「遼寧」を中心とした海軍艦隊は12月17日から22日までに、沖縄周辺の太平洋上で戦闘機などの離発着訓練を180回繰り返している。5月にも同様の動きがあったが、今回は日本の安保関連3文書改定のタイミングを狙った示威行為との見方が強い。
空母からの戦闘機離発着訓練は、自国防衛のためではなく、明らかに他国への攻撃を想定したものだ。わざわざ沖縄と目の鼻の先で、このような訓練を行う意図は何か。台湾も念頭にあろうが、沖縄に対するあからさまな軍事的威圧と言わねばならない。
中国は尖閣諸島を「台湾に付属する島々」と位置付けており、台湾有事と尖閣有事は連動する可能性が高い。自衛隊関係者は、中国が台湾侵攻と並行し、背後の守りを固めるため、周辺にある与那国島、石垣島への攻撃に踏み切るかも知れないとの見方を示している。しかもその時期は、国際情勢にもよるが、数年以内の可能性が高いという。
沖縄戦を経験した県民は戦後70年余り、沖縄を平和の発信拠点とすることを念じ、中国、台湾を含めたアジア諸国や地域と地道な交流を続けてきた。中国はその沖縄を、自らの野望のため、あえて戦禍に巻き込もうとするのか。そもそも台湾侵攻は断じて許されるべきではない。
知事は防衛力強化を図る日本政府にではなく、誇大妄想的な隣国の独裁者に対し、明確な抗議の意思を示してもらいたい>
沖縄は琉球新報、沖縄タイムスというアカ新聞、共産主義者、新左翼残党に乗っ取られているよう。琉球新報2023/1/21「社説:第4次嘉手納爆音訴訟 軍増強より被害救済急げ」は「軍備増強に走る前に、憲法が規定する人格権や平和的生存権に基づき、基地被害からの救済を急ぐべきだ」と習近平中共に媚び寄り添っている。
我らの内なるアカ・・・国民の10%ほどはガチガチの職革(職業革命家)で、前科があり過ぎて堅気になれないから労組などの専従になって生活している人が多いようだ。「今さら戻れないんだよ」と前科5犯の中核派テロ部隊の先輩が寂しそうに言っていたのを思い出す。奥浩平(遺稿集「青春の墓標」)と同期の横浜市大の先輩は晩年に中核派から離脱しピンクになって反自民のミニコミ誌を出していたが、年金がないので老妻依存のよう・・・
アカをどうするか。日共の3代目4代目は斜陽ながらも利権で食える貴種、貴族だろうから放っておいてもいいが、1960年代以降の新左翼は革マル派(組織に侵入して宿主を乗っ取るサナダムシ=寄生虫戦略)以外は三度の食事にも困っているのではないか。彼らの主流は70代、80代で、もしかしたら「生活保護は国民の権利だ」とか言ってアカに優しい沖縄辺りで晩年を過ごしているのかも知れない。「政治も気候もふところも温かいからこの世の天国だ、プロレタリアート独裁万歳!」とか言っていそう・・・
今さら「治安維持法」や「レッドパージ」復活は難しいが、アカに対する何らかの対策は「統一教会」対策以上の喫緊の大重要課題だろう。自浄能力のない日本学術会議、日弁連などの赤色パラサイト利権撤廃を断固として進めるべきだ。彼らは「我らの内なる敵、中露北の走狗」と認識すべし。
・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
https://www.facebook.com/shuichi.ishii.14
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」
“シーチン”修一 2.0
【雀庵の「大戦序章」129/通算561 2023/1/24/火】1/22(日)に図書館に行く用があったので朝日新聞1/21にざっと目を通したが、ウクライナに関する記事は総合面と国際面での合計で紙面のたった4分の1だった。プーチンは悪いがウクライナも妥協すべきだと言いそうな朝日読者の機嫌を損ないたくないという忖度機能が働いているのかもしれない。戦前は戦意高揚で儲け、戦後は赤色革命を扇動して儲ける(土壇場で逃げるが)・・・商売とは言え、あまりにもエゲツナイ感じがする。
1か月ほど前に読み終えた朝日新聞出版の「プーチンの実像」は文庫本で400ページの大著だが、今、大事なのは今更ながらの「狂気のような実像」云々ではなく、「プーチンをいかに排除するか」「プーチン後のロシアをどうするか」だ。朝日新聞デジタル1/21「再びキーウ狙うプーチン大統領 制裁は痛手だけど戦争継続は当面可能」にはこうあった(要旨を引用)。
<プーチン大統領はウクライナ4州の併合では満足せず、あくまで首都キーウを狙う。部分動員で動揺したロシア社会は、政権の対応で落ち着きを取り戻しつつある。制裁でロシアの製造業はダメージを受けたが、石油輸出などで当面の戦争継続は可能>
「ロシア社会は落ち着きを取り戻しつつある」って本当か? なんとなくプーチン応援団みたい。
この記事は駒木明義・論説委員によるが、氏は9年ほどモスクワ特派員を務め、「プーチンの実像」の主筆でもある。駒木氏は何者か・・・「駒木の実像」を知りたい。新田哲史・SAKISIRU編集長の「ロシアの日本人63人“出禁リスト” 笑えるところと笑えないところ ロシア側の『世論戦』手の内がわかる?」2022/5/5から。
<ロシア政府は4日、岸田首相や林外相ら日本人63人を入国禁止にしたと発表した。メディア関係者では産経、読売、日経の経営者ら、週刊文春と選択の編集長が出禁となった。
朝日新聞と毎日新聞が入らなかったことをどう見れば良いのか。朝日でロシア特派員も経験した駒木明義論説委員はツイッターで「リストに入っていない」と悔しそうに一言だけツイートしていたが、朝日に対しては日本国内の世論が強硬に傾いた時に「歯止め」となることを期待しての露骨な「秋波」だろう。朝日や毎日の上層部は、読者からもそう見られつつあるという自覚を持ったほうがいい>
朝日はプーチン・ロシアにとっては使い出のある容共左派ということだろう。ロシアのラブロフ外相は1/23、「ウクライナで起きていることは、もはや本物の戦争となっている。欧米側はロシアのすべてを破壊しようとしている」と欧米側をなじった。駒木氏は「ロシアは落ち着きを取り戻しつつある」と言うが、それは氏の願望、プロパガンダであり、だからこそロシアから愛されているのだろう。「愛される理由」とか自伝を書いたら売れそうだ。
前回、WSJ(ウォールストリートジャーナル)日本版1月号2023/1/20「中国富裕層 日本が『安住の地』に 母国にうんざり、移住に関心高まる」を転載した際、小生は「中国人など異邦人を受け入れる・・・成功例はあまり聞かない、日本はどうすべきかをしっかり固めないと大変なことになるだろう」と感想を添えたが、産経1/23「第39回土光杯 全日本青年弁論大会」でマニング・ダニエル・キエロン氏(32、自営業)の「北海道が直面している危機」が入賞したと知った。
調べてみると、その方はWill Onlineに寄稿している「ダニエル・マニング」氏のようだ。プロフィールは「1990年、アイルランド生まれ。ダブリン大学大学院(文学)卒業。アイルランドで半年間語学学校に勤務したのち、英語を教える外国人講師として栃木県の高校に赴任。現在は英文校閲者として出版社に勤務。日本語能力試験一級。幼い頃から祖父の影響で日本に興味を持ち、来日を夢見ていた。新たな夢は、日本の史実を英語で伝えること」とある。
「北海道が直面している危機」でマニング氏はこう語っている。
<私が最も懸念していることは、じわじわと変わりつつある北海道の現状です。少子高齢化が進む北海道に進出し、土地を買いあさっている中国企業や個人が増加しています。
中国の諜報機関、富豪たちが連携して、技術を盗み、国あるいは地域の経済活動に影響を与え、有力政治家と結託して政治力を発揮する。加えて中国は多数の国連組織を牛耳っており、これ以上権力を拡充すれば中国がグローバル・ガバナンスを支配することになります。
しかし、残念ながら日本は国家としてこの問題から目をそらしていると言わざるを得ません。アイルランド北部の植民地と酷似していると思います。
16世紀のアイルランド九年戦争で敗北した同国北部のゲール人の酋長たちが欧州へ亡命した後、英国は北部の植民地化を開始し、ゲール人のアイルランドが滅びてしまいました。この歴史でも分かる通り、北海道問題を放置しておくとどうなるかは想像がつきます。
まず北海道の日本人は少数派になります。そして多数派である中国人から迫害を受け、仏教や神道の信者は宗教上の理由で逮捕され、言語も文化も失ってしまうと同時に歴史から切り離されて根っこのない人々になります。
そして数百年の極貧と弾圧を経て、立ち上がって対抗しようとした際にはテロリストのレッテルを貼られます。国際社会や世界各国の首脳は中国を糾弾したり、異議を唱えたりしますが、誰も北海道を助けてはくれません。
もちろん、この暗黒未来はすぐに現実になるわけではありませんが、中国は他国に引きかえ比べものにならないほど物事を長い目で見る民族であるのに対して、日本の多くの政治家はどうやら目先の利益より先が見えないようです。
この国は、国籍を問わず、本当に好きな人に開かれた国であるべきだと思います。ですが、中国共産党が政権の座を維持し、自国民を武器化している限り、北海道を守るため断固たる措置を取らなければなりません>(以上)
太宰治曰く「良い予感は外れ、悪い予感は当たる」・・・プーチンロシア帝国と習近平中共帝国への西側諸国の想いは「交際・交流・交易していけば赤色帝国も徐々に自由民主化へ向かうだろう」だった。共産主義=絶対悪という考えが浅いキッシンジャーなどが旗を振ってそれを推進応援したが、見事に外れた。大人しい振りをしていた露中は今、牙を剥き出して西側諸国に挑戦している。愚者は騙される。現実は冷酷だ。
1/24産経に書籍「日本の赤い霧」(福田博幸著) の広告があり、「なぜマスコミは〈彼ら〉の暗躍を黙殺するのか? 超一級資料と当事者インタビューで、日本の企業を陰で操る組織の正体に迫る! ソビエト・コミンテルン、中国共産党が操る左翼思想から決別せよ! 左翼労組と戦い続けた50年の記録!」と警鐘を鳴らしている。曰く、
<今、日本は「内なる敵」によって分断の危機にさらされています。彼らは中国、北朝鮮、ロシアといった外国勢力とも連携し、長い時間をかけて日本国内で分断工作を推進してきました。
その「内なる敵」とは「左翼」です。左翼の恐ろしさは、ほんの少数で組織の中枢に潜り込み、組織全体をコントロールしうるほどの影響力を発揮するところです。今や第四権力といわれる「マスコミ」の内部にも浸透し、連動しながら国論の分断工作を推し進めてきました。
この「内なる敵」が、「日本弱体化政策」という土台のもとに、どのように日本支配を企てたか、その実態を経験にもとづいてまとめたのが本書です>
日本が拱手傍観していれば「北海道が直面している危機」はやがて「東北の危機」「東日本の危機」「本州の危機」になっていくのだろう。沖縄はすでに習近平中共帝国の属国「琉球赤色独裁国家」の様相だ。八重山日報2022/12/24「視点:防衛強化、批判する相手が違う」から(一部のみ)。
<政府が進める防衛力強化に対し、玉城デニー(沖縄県)知事の批判的な姿勢が目立っている。反撃能力(敵基地攻撃能力)保有などを盛り込んだ政府の安全保障3文書改定を巡り、玉城知事は「詳細が明らかにされないまま閣議決定され、非常に残念」とコメントを出した。報道各社の新春インタビューでは、防衛省が沖縄の陸上自衛隊を増強する方針を示していることに対し「自衛隊の増強は、さらなる基地負担増にほかならない」と述べた。
2022年は沖縄にとって厳しい年だった。隣の軍事超大国である中国が、平和を願う県民の心情を一顧だにせず、沖縄に対する露骨な脅迫や威嚇をさらに強めてきたからだ。最も衝撃的だったのは8月、中国が台湾を包囲する軍事演習を行い、与那国島や波照間島の周辺に数発の弾道ミサイルを撃ち込んだことだ。その後の報道で、習近平国家主席が直接、日本のEEZ(排他的経済水域)内を狙うよう軍部に指示したことが明らかになった。
これは将来の台湾侵攻を念頭に、日本が介入の動きを見せた場合、八重山の島々をミサイル攻撃すると宣言したに等しい。
防衛省統合幕僚監部によると、中国空母「遼寧」を中心とした海軍艦隊は12月17日から22日までに、沖縄周辺の太平洋上で戦闘機などの離発着訓練を180回繰り返している。5月にも同様の動きがあったが、今回は日本の安保関連3文書改定のタイミングを狙った示威行為との見方が強い。
空母からの戦闘機離発着訓練は、自国防衛のためではなく、明らかに他国への攻撃を想定したものだ。わざわざ沖縄と目の鼻の先で、このような訓練を行う意図は何か。台湾も念頭にあろうが、沖縄に対するあからさまな軍事的威圧と言わねばならない。
中国は尖閣諸島を「台湾に付属する島々」と位置付けており、台湾有事と尖閣有事は連動する可能性が高い。自衛隊関係者は、中国が台湾侵攻と並行し、背後の守りを固めるため、周辺にある与那国島、石垣島への攻撃に踏み切るかも知れないとの見方を示している。しかもその時期は、国際情勢にもよるが、数年以内の可能性が高いという。
沖縄戦を経験した県民は戦後70年余り、沖縄を平和の発信拠点とすることを念じ、中国、台湾を含めたアジア諸国や地域と地道な交流を続けてきた。中国はその沖縄を、自らの野望のため、あえて戦禍に巻き込もうとするのか。そもそも台湾侵攻は断じて許されるべきではない。
知事は防衛力強化を図る日本政府にではなく、誇大妄想的な隣国の独裁者に対し、明確な抗議の意思を示してもらいたい>
沖縄は琉球新報、沖縄タイムスというアカ新聞、共産主義者、新左翼残党に乗っ取られているよう。琉球新報2023/1/21「社説:第4次嘉手納爆音訴訟 軍増強より被害救済急げ」は「軍備増強に走る前に、憲法が規定する人格権や平和的生存権に基づき、基地被害からの救済を急ぐべきだ」と習近平中共に媚び寄り添っている。
我らの内なるアカ・・・国民の10%ほどはガチガチの職革(職業革命家)で、前科があり過ぎて堅気になれないから労組などの専従になって生活している人が多いようだ。「今さら戻れないんだよ」と前科5犯の中核派テロ部隊の先輩が寂しそうに言っていたのを思い出す。奥浩平(遺稿集「青春の墓標」)と同期の横浜市大の先輩は晩年に中核派から離脱しピンクになって反自民のミニコミ誌を出していたが、年金がないので老妻依存のよう・・・
アカをどうするか。日共の3代目4代目は斜陽ながらも利権で食える貴種、貴族だろうから放っておいてもいいが、1960年代以降の新左翼は革マル派(組織に侵入して宿主を乗っ取るサナダムシ=寄生虫戦略)以外は三度の食事にも困っているのではないか。彼らの主流は70代、80代で、もしかしたら「生活保護は国民の権利だ」とか言ってアカに優しい沖縄辺りで晩年を過ごしているのかも知れない。「政治も気候もふところも温かいからこの世の天国だ、プロレタリアート独裁万歳!」とか言っていそう・・・
今さら「治安維持法」や「レッドパージ」復活は難しいが、アカに対する何らかの対策は「統一教会」対策以上の喫緊の大重要課題だろう。自浄能力のない日本学術会議、日弁連などの赤色パラサイト利権撤廃を断固として進めるべきだ。彼らは「我らの内なる敵、中露北の走狗」と認識すべし。
・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
https://note.com/gifted_hawk281/n/n9b3c7f4231f9
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