日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

『脳とからだ』

2017-04-04 16:41:12 | 本の紹介
 春眠暁を覚えずの季節になってきました。

 私は仕事の都合上、朝起きるのが早いので、
夜眠るのが12時くらいになると、4時間ちょいで起きることになります。
でも、体の方は早朝から動くことになれているので、
朝は5時過ぎくらいにはちゃっちゃか動ける体になっているようです。

 ただ、寝る時間が12時過ぎたり午前1時2時くらいになると、
朝の仕事はテキパキこなしても、昼の11時くらいからものすごい眠気に襲われます。
それでも、眠くなったら、掃除するとか、買い物に行くとか、
体を動かして眠気をやり過ごして、本を読んだりするようにしているのですが、
今日は、そんなことも通用しないほどの眠気に襲われて、
気がついたら14時過ぎていました。

 春眠、おそるべし。

 雨の前にほわっっと感じる、土の匂い。
雪が降り出す前に感じていた、いつもとは違う夜の静けさ。

 子どもの頃、そんなことを感じていたなぁ、
そんなことを脳について書かれた本を読みながら、ちょっと思い出していました。

 動物でありながら、食物連鎖の枠の外に佇み、
エサ取りが必要でなくなって、感覚器官や運動器官の機能が低下しているヒト。

 ヒトという生き物として進化しつつも、
ヒトとしての機能が低下し、それでも生きていけるしくみがヒトの社会にはあります。

 そんな中で、自分の凸凹をどのように困らないようにしていけばいいかなぁ、
どんなことをすればいいかなぁ、この本を読みはじめてからそんなことを考えています。

 

 早朝の積込みの仕事での、
モノを引っぱり、効率よく積込み、周りのペースを見て察し、ときには走り…という仕事は、
私の生活の中の数少ない体や感覚を使う仕事かもしれません。

 1980年に出た本で最先端の記述があるわけではないですが、
自分の体の基本的なことについて考え、仕事にしている子どもとの学習のヒントにもなると感じる本です。

 なにごとも、スタンダードを知ることは大切ですね。


 

 

 
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