日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

思考の橋渡し。

2017-03-12 17:10:52 | 発達応援
 昨日は綾からの帰り道、いつも珈琲を送っていただく喫茶店に寄り道して、
定番のご飯を食べて帰りました。

 もう、30年続いているその喫茶店。
私は行きだしたのが、半分くらいの15年前くらい。
「毎日、仕事をするだけよ〜。店開けとけば、30年経つが〜」
と、天然かぶったしっかり地道なママさんは言います。

 そうだね〜、とおいしいご飯を食べながら思うことでした。

 どの子どもにも学習し、自力でものを考える力はあります。
ただ、その力の出し方を本人がわからない、持っている力に比べると課題が難しい、と
いうこと等はあることのように感じます。

 それでも、子どもは自分の経験や周りの同年の子たちがするのを案外見ていて、
自分なりの解釈で、与えられた課題をこなそうとしていることがあります。

 それは、課題の意味や趣旨やどうすべきかがわかっている、
親や大人やその子の周りの子にしてみると、突拍子もないようなやり方だったとしても、
やっている子どもは、大真面目に自分が切取ることができた解釈を元に、
課題にチャレンジしていることがあります。

 そんなときに、「違う!」と良かれと思って課題のやり方を説明されたり、
取り上げて、正しいやり方で代わりにしてくれたり、笑われたりすると、
大真面目にやっている子どもは、パニックになったり、やる気をなくしたりすることでしょう。

 子ども同士の場合は、ある程度仕方がないですが、
大人が関わる場合は、子どもがどこを切取って、そんなやり方をしているか想像しながら、
課題と子どもの思考回路を橋渡しする必要があるかなぁ、と思っています。

 一度で理解する子もいれば、年数がかかる場合の子もいるでしょうけれど。

 何と何とを橋渡しすればいいのか、どことどこを橋渡しすればいいのか、
そんなことを考えていた週末〜今日でした。
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