日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

お家の味探し。

2017-03-06 19:52:08 | 発達応援
 仕事の異動がちらほら始まる3月です。
私の積込みの職場でも、4月からは仕事の仕方や積込むものに変化があるようです。

 具体的なことは、ちっとも現場には降りてこないのですが、
18年、20年とこの仕事をしている先輩同僚が、
「ま〜、いっつもこんなもんよ。来たことするしかない!」と、
きっぱり、さっぱりしているので、まだまだ積込み歴2,3年組の残りの私たちは、
「なるようになるね〜」と3月の積込み驀進中です。

 講演会後、いくつかいただいた感想は、
みなさん、元気になった!と笑顔にあふれていましたが、一方で、
「こよりさんみたいには、いかないだろうけど…」という少し戸惑いにも似た言葉もいただきました。

 こよりさんはこよりさんの感覚に基づく子育てをされています。
それは、本を読んでいても、一緒に食事をしてお話をしていても、
昨日の講演会でも、ビシバシと感じることだと思います。

 それは、でも、特別なことではなく、
それぞれのご家庭で、その家庭のやり方があるんだよ、ということと同じなのだと思うのです。

 家々で作られる味噌汁、カレー、肉じゃが…、
同じ料理でも、それぞれの家で味が違うのは、当たり前。

 カレーの作り方、お味噌汁の作り方、
レシピ本にもあるけれど、それを見て作っても、きっと、その人の味になる。

 そんなものではないでしょうか。

 凸凹っ子に対して、療育や早期教育やその他色々なアプローチの方法が、
選び放題にも思える今。

 外からの情報も収集しやすい今だからこそ、
子どもと親というシンプルな、小さな最初の社会を大切にされた、
こよりさんの話しを聞いていただきたいな、とも思ったのでした。

 第2のこよりさんを目指すのではなく、
それぞれのご家庭の味をいかんなく発揮して欲しいな、と思うことです。

 とはいえ、かゆいところがどこなのか、は大事ですね。
そこら辺のさじ加減がきっと、お家の味になるんだと思います。

 ぜひぜひ、みなさんのお家の味を探されてくださいね。

 

 

 
コメント
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