３ヶ月の赤ちゃんも原告の１人～福島原発事故損害賠償請求訴訟原告団総会の報告

　昨日は，福島第１原子力発電書事故損害賠償請求訴訟の原告団の初めての総会に参加してきました。
　訴訟の第１陣は，９月１７日，大阪地方裁判所に提訴しましたが，その直前に生まれた女の子も原告団に加わっていて，総会にお母さんと一緒に来てくれました。その赤ちゃんの顔を見ていて，この訴訟は何としてでも勝たなければならない，とあらためて思いました。
　明後日のクリスマスイブには，私も属する弁護団４班（国や東京電力の法的責任を検討するグループ）の会議が，翌２５日のクリスマスには，弁護団の全体会議が，それぞれ，開催されます。

福島原発損害賠償請求訴訟関西原告団総会開催

　　今日は，９月１７日に国と東京電力を訴えた原告団（福島県から京阪神滋に避難してきている被害者）と，今週１８日，同じく国らを訴えた原告団（福島県以外からの避難してきた被害者を含む。）とが大阪弁護士会館において一同に会します。
　私も，この原告団総会に参加しますが，原告には，訴訟，特に対国には，簡単には勝てないこと，しかし，我々はベストを尽くすし，勝算もあると言いたいと考えています。

裁判所に来て欲しかった

　今日は，ある事件の調停（裁判所における話し合い）に手続代理人として臨みました。
　しかし，相手方は，出席しませんでした。調停は，所詮「話し合い」なので，裁判所へ出頭する義務はないのですが，話し合いを開始しなければ，何も始まらないことを理解して欲しいです。

日本語は正しく使おう～晩節を汚す

もう持たない、晩節汚すな…石原氏が辞職促す(読売新聞) - goo ニュース
　石原さんが，猪瀬知事に晩節を汚すなと言ったそうですが，これは，正しい言葉の使い方とは思われません。というのは，晩節を汚すとは，それまでは，立派な生き方をしてきた人についてのものですが，猪瀬知事の場合，これまでにもいろいろなことがあったようで，知事に居座っても晩節だけを汚すことにはならないようだからです。

欧州スキージャンプ週間での優勝もありえる

「レジェンド」葛西　７度目意欲(日刊スポーツ) - goo ニュース

　欧州スキージャンプ週間とは，毎年の年末年始にドイツとオーストリアで集中開催される４試合で争われるスキージャンプの大会です。
　スキージャンプ・ワールドカップよりも歴史は古く，スキージャンプ界では，オリンピック，ノルディックスキー世界選手権，ワールドカップと並ぶ権威あるタイトルとされているそうです。
　葛西選手には，ここで優勝して，ソチオリンピックで大きく輝いて欲しいです。

中途半端～神戸ルミナリエの末路

ルミナリエ１６日閉幕　協賛金減少、資金難で岐路に(神戸新聞) - goo ニュース

　　神戸ルミナリエ，どうみても観光イベントとしか見えないのは，私だけでしょうか。鎮魂を言うなら１月１７日に開催すべきでしょう。

六本木襲撃事件～なぜ傷害致死か

関東連合元リーダーに懲役２２年求刑　六本木襲撃事件(朝日新聞) - goo ニュース
　　この事件で，なぜ，被告人は，傷害致死罪で起訴されたのでしょうか。金属バットで殴れば被害者が亡くなる可能性があることは当然わかっていたはずで，被告人らを殺人罪で起訴すべきだったと思います。

クレーマーには謝罪さえ必要ない！

クレーマー－「土下座しろ」と言われたらどうするか(プレジデントオンライン) - goo ニュース
　　クレーマーは相手にしないことが１番です。まして，その場しのぎで土下座などしたら，クレーマーの思うつぼです。　その意味で，暴力団＝反社会的勢力と同じ対応をすべきです。
　では，クレーマーと非クレーマーをどう区別するか。それは，対応する人（例えば，会社の苦情処理係）が，クレームを言ってくる人（Ａさん）の身になったとして，そこまで言うか，自分ならそこまで言わない，と判断できたら，Ａはクレーマーであると認定すればよいのです。

済生会川口総合病院事件～年間１万人が医療ミスで死亡？

アラーム対応遅れの医療事故、全国で７人死亡(読売新聞) - goo ニュース
ヨミウリオンラインによると『埼玉県川口市の済生会川口総合病院で２０１１年、看護師らが女性患者（当時７１歳）の容体急変を知らせるアラームを聞き逃し、患者が死亡した事故に関連して、アラームへの対応が遅れたことによる同様の医療事故が、２０１０年１月～１３年６月に少なくとも全国で１７件発生し、７人が死亡していたことが、公益財団法人「日本医療機能評価機構」への報告でわかった。
　同機構は医療事故情報の報告を病院から受け、分析などをしている。同機構によると、１７件の事故原因としては、「他の患者に対応していて気付くのが遅れた」「常時アラームが鳴るため本人の希望で切っていた」「複数のアラームが頻繁に鳴るため慣れが生じていた」などが挙げられていた』そうです。

　年間１万人もの方々が医療ミスで亡くなっている（いわゆる交通事故は約５０００人）との推計もあります。この日本医療機能評価機構は，病院や医師の責任を追及して真相を明らかにする機関でないので，１７件が届けられた可能性があります。
　医療事故に対し，中立の立場から，強制力と専門知識を備えて調査を行う公的機関が設置されることが強く望まれます。

お歳暮

　今日，お歳暮として，みかんを１箱いただきました。

　その贈り主，昨年の初夏，私が被害者参加弁護士を務めた犯罪被害者遺族の方でした。
　私としては，その人が私のことを憶えてくれていたことが１番うれしかったです。