さて、10年前の11月には、篠ノ井線~中央西線と遠征に出ている。毎年この時期にお決まりのごとく出掛けていた訳だが、やはりこの頃は、ロクヨンの0番代の地味でひたむきな魅力に取りつかれていた時代で、記録を見ると、この日はロクヨンの団臨が運転されていて、それを中心に廻っていたようだ。
写真は、姨捨から一気に下って篠ノ井へ急ぐロクヨン重連のオイルトレイン。この列車5471レは、前日新鶴見を発車して、夜行で中央東線を走り、篠ノ井線で夜明けを迎えるような早朝のスジ。当時は、この5471レとそのすぐ後に5465レがあり、もちろんどちらもロクヨンの重連で運転されていて、撮影には非常に効率が良く、ターゲットにしていた思い出の列車だ。現状にように、西線にEF641000番代が入り、この地区でEH200が幅を利かせるなんて夢にも思わなかった、本の10年前のことなのだが・・随分と時間が流れてしまった感覚になってしまう。
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2003(H15)-11-15 5471レ EF6416+59 JR東日本/篠ノ井線:桑原(信)-稲荷山