引き続き最近のスキャン画像から……
掲載した写真のED75は、昔から好きな機関車で、機会を見つけては晩年まで撮影していた機関車だろうか。長年撮影していると、とにかく台数が多く全国的に配置というイメージが付いていたが、この機関車も例外になく減少の一途をたどった。
そんな中、ナナゴにも更新機が現れ、真紅のキリリとした車体にメスが入ってしまった。写真のような車体下半分が無造作に白く塗られてしまい、一気に魅力を失った。この時は、遠征のついでとはいえナナゴの重連、数を減らしつつある未更新の前補機を祈ってセットしたものの、カーブから見えたのは、なんと更新機の重連。まさにオーマイガー!の心境だった。
その後さらに二次型更新ともいえる塗色が登場したが、やはり日本の風土に根付いた今で言う国鉄色が一番マッチしていることは言うまでも無い。