ようやく20年くらい前の写真をスキャンし始めている。牛歩のごとく進まないが、もう記憶から忘れかけている画像も多々発掘できて、それはそれで楽しい時間だ。ただし、ポジ原版で見る画像と、PCに取り込んだ時の画像の色合いが著しく違い困惑している。少なくとも、原画の退色も進行していることはあるものの、PCの液晶画面から見る画像は当時とは印象が異なる場合が多いようだ。まあこれも、現代のPCソフトを使えば、復元出来るのだろうが、とてもそこまで手が回らないのが実情だ。あれこれ考えず、まずは画像のデータ化に専念しようと思っている。
先週末撮り込んだ分より1枚。
この日は、飯田線の伊那松島機関区の撮影会に出向いている。復元したED18が旧客を牽引する列車が目玉だったようだが、ここでは機関区に取り込まれたED18、そしてなぜかEF58の「かもめ」の並びの写真を載せてみる。当時は旧型電機として認識していたこの二台だが、時代も流れて今では、古典電機とでも呼ぶべきか。今見てもED18は凛々しい形をしている。このED18やED19は、晩年飯田線の貨物列車で撮影できたが、もっと足を運ぶべきだった。
撮影記録を見ると、飯田線の行きがけと帰りがけに、中央線でEF64の貨物列車をやはり狙っていた。当然ながら、ロクヨンゼロ重連で、前出にも書いた通り、この時代は結構集中的に撮影している。今もこのくらいの執着力と精神力が保たれていれば・・・
2002-03-24 ED182 & EF58122 飯田線/伊那松島区にて