やはり20年前、EF63が引退した翌月には、北東北を巡る1号編成による御召列車の運転があった。
非電化区間は、現在も現役のDD51842号機がその重任に当たったが、このDD51842はその後も数回御召列車に抜擢されている恵まれた機関車だ。
ここでは、集まったファンを横目に疾走するDD51の晴れ姿を掲載。天気に恵まれず、デジタルカメラのないこの時代、露出が足りず苦慮した思い出が甦る。20年の歳月はあっという間に感じるが、ここに写るファン達もどことなくのんびりと列車を見送って、現代とは少し違った雰囲気が見てとれる。
1997-10-06 釜石線御召列車 遠野付近にて