夏の終わり、毎年開催される国際鉄道模型コンベンション(JAM Convention)に行ってきた。
多くの友人、知人らがこのイベントに関わっているから、彼らと顔を合わせることも大きな目的の一つだが、アントンKの鉄道趣味の原点とも言える模型のイベントは、この歳になってもどこかワクワクしてしまう。この日は、ありとあらゆる老若男女が一堂に返し集っていたが、みな表情が楽しそうで、懐かしそうで何処か鉄道繋がりの同一性を感じ取れる瞬間が多々あった。
昨今、少子化時代と叫ばれ、ここに来ている子供たちから、将来有望な鉄チャンがどれだけ生まれるのだろうと考えさせられてしまうが、彼等の無邪気な笑顔を見ていると、自分もそうであったように、大人の趣味人として線路端に立つ将来が見えた気持ちになった。同じ趣味人には年齢も時代背景もあまり問題ではないように思えるのだ。鉄道に憧れ、夢を見ていたあの時代の事を今もアントンKは忘れない。そしてこの子達を見ていると、この趣味はさらにもっと続いていくと確信できたのである。
掲載写真は、子供たちに人気のあるLegoブースの車両たち。これを見てアントンKは、Legoは本当に想像を掻き立てる玩具だなとつくづく思った。あの頃の年代は、実物そっくりなものより、頭で思い描くことの方が楽しかった。そう思うとアントンK、まだ幼児期の想いがどこか残存しているのかも・・少し気味が悪くなる。
どこかのブースでは、お召し列車が軽快に疾走しており、我慢できずカメラを取り出し流し撮り。ここまで写ると、機関士さんは常務させたくなる。ロクイチ御召列車の再訪を願って・・・
2017-08 第18回国際鉄道模型コンベンション 東京ビックサイトにて