アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

小さな夏の目標・・

2017-08-19 22:00:00 | 鉄道写真(EL)

関東地方は相変わらずの天候が続いている。こんな夏は近年思い当たらないが、これも異常気象と呼ばれる天気の一端なのだろう。暑さは大の苦手だが、夏が夏らしくないとどこか寂しく感じる。何ともわがままな話だ。

この夏、鉄道撮影ではこんな天候も起因してか、ここでご報告できるような写真は撮影できなかった。現在のアントンKは、無理してまで撮影に出向こうとは考えないようにしている。無理してとは、自分の気分が乗らない時のこと。天候に左右することが多いアントンKのテンションは、今年上がらなかったのだ。撮りたい写真やポイントはいくらでもあるのに、頭の中で描く光景にはならなかった。

そんな胸中、思い描いていた写真が唯一撮影できたものを今回掲載する。

ここ数年いつも通って撮影している撮影ポイントで、被写体前面に光を入れて撮影すること。それも顔左半分のみ日を入れて顔の表情を厳つく見せたかった。こう考えると、それが一番際立つ機関車は、EF66の0番台ということになるが、ご存知のように今やこのゼロロクは、稼働2台まで激減していて、自分の条件下で撮影できるかは運しだいだった。猛暑の続いた7月のある日、絶好のタイミングはやってきた。早朝の限られた列車に、うまく2台のゼロロクが運用され、しかも日が思うように被写体に当たっている条件。あるようで中々達成できず、何回もチャレンジを試みてようやく撮影できた時の快感は捨てがたいものだ。それも今回は、機関士が信号指差確認のシーンとうまく合致して撮影できた。もちろん、このポイントでは機関士さんが、信号確認することはわかってはいたが、誰もが大きな身振りで確認するわけではなく、うまく今回写し込めたことの偶然に感謝。ほんの小さな幸せを感じた瞬間だった。

2017-07       EF6627    東海道貨物線:新鶴見付近