東京もだいぶこの季節らしい気温になり、師走の慌ただしさとともに時間に追われる日を送っている。よく考えれば、普段とは変わらない日常のはずだが、なぜか気ばかり焦る今日この頃だ。
先日の山口線行きで、冬場の鉄チャンのスイッチが入ってしまった。悪条件であればあるほど、その醍醐味は大きく求めるものも広がる。その万が一にチャレンジすることの期待感を思い出したのだ。年末から年始にかけて、少し計画を立ててみようと思っている。
上越国境を越えてやってきた、夢空間金沢号。この日は、典型的な冬型の気圧配置となり、新潟は大雪、関東は快晴となった。写真ではわからないが、快晴でも風がやたらと強く、待っている間、体温がどんどん削がれていくことがわかった。こんな天気でも、しっかり定時で上ってきたEF65PFは頼もしく思ったもの。雪だるまとは言い難いが、特に足回りの着雪状態はすごく、走行音も雪に収音されて実に静かだったことを思い出す。スノープロウで雪を蹴散らした形が残っているのが何ともカッコいい。
1994-02-14 9042ㇾ EF651024 夢空間金沢 JR東日本/高崎線:北藤岡付近