天気が周期変化に変わりこの週末、関東地方にも雪予報が出たが、アントンKの予想通り大した降雪も無く終わった。もっとも雪が降ったら降ったで、あとが大変であり、気持ち半分ホッとしているのは確かなこと。これで終わって良かったと思うようにしよう。しかし、あたり一面の銀世界を見て、ワクワクしなくなったら、アントンKもいよいよ隠居生活だろうか・・何か寂しいものだ。
大昔に撮影した上越線の貨物列車EF16とEF15との重連運転。
前日から駅で夜明かしして、薄明るくなった時間帯から撮影開始。この時、降りやまない雪を恨めしく思ったもの。除雪が間に合わず身動きが取れないのだ。仕方なくホームの屋根のないところまで行きシャッターを切ったようだ。当時まだ軟弱な都会育ちのアントンKだから、まあこんなものだろうと自分で納得してしまうが、同時にこの時雪の怖さを思い知ったもの。自分の付けた足跡はすぐにかき消され、近づく列車の音は聞き取れず、何度か怖い思いをしたことを思い出してしまった。
今年の上越はどのくらい降っているのだろうか。また銀世界へと飛び込んで行きたいものだ。
1980-02-12 763ㇾ EF1629+EF15141 上越線:越後中里にて