前回、御召列車第一号編成を掲載した繋がりで、今回は御召機EF5861の臨時列車を掲載。
アントンKも鉄道写真を撮影し始めてから、40年以上の歳月が経ったが、その間御召列車の撮影の機会は思った以上に少なく数えるほど。御召機とされたEF5861号機の御召列車は、何回撮影出来ただろうか。旗をたなびかせ黒光りさせながら走るロクイチの御召列車は、確かに鉄道撮影の中では最高峰の被写体と言える。しかし地方で運転された、御召仕様の特別に磨かれた機関車も、とても魅力的だったと思っている。追々忘れないうちにご紹介したいところ。今回はロクイチの臨時列車牽引の姿だ。この当時は、ネット環境などないから、人ずてでしか情報などないが、何も知らず突然現れるロクイチの姿ほど惚れ惚れすることはない。
この時も長いレンズを使用している。(MF Nikkor 500mm F4P)
超望遠レンズの圧縮効果を狙って、機関車と客車のカラーリングのコントラストを狙ってみたが、思いのほか良くなかった。それより、ネガカラーフィルムの劣化に辟易してしまっている。どうしてこんなに粒状性が荒く見苦しいのだろうか。PC上で何らかの加工を施さないと厳しい状況で現在難儀している。汚い画像、お許し下さい。
1991-02-14 9302ㇾ EF5861 12系オク座 JR東海/東海道本線:函南付近