今年も残すところ数日となり、もうすぐそこまで新年が迫ってきている。いつもの事ながら、実感はなく、年の瀬特有の気忙しさや、ワクワク感も近年失せてしまった。いつからだろうか、こんなに感じなくなってしまったのは・・やはり学生時代のときめきは懐かしいしまだ憧れる。
幾度となく掲載していた上越線の重連貨物列車。現在と違って、最も撮影ピークだった時期だから画像も多く、同時に思い出も数々思い出されるのだ。掲載写真の越後中里は、当時はよく出向いた撮影地だった。土樽側であり、上下線がセパレートして離れてしまう線形。現在ではあまり写真も見かけなくなったから、現在は撮影など出来なくなったのだろう。中里が撮影地に事欠かない事を知ったのは、もっと後になってからで、比較的駅から近いこちら側で撮影していたようだ。
画像は、連続してやってくる朝の下り貨物列車、EF16+EF15の重連運転。雪解けが進み、天気は良いが当時は不満足だった想いがこの画像から伝わってくる。しかし今見ると早春の雰囲気が伝わり、これも許容してしまうほど、大らかな気持ちになっている。それだけ歳食ったということか・・・
1979-02-13 763ㇾ EF1631+EF1576 上越線:土樽-越後中里にて