アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

懐かしの赤べこ~急行貨を牽く~ED75

2020-07-05 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

日付から引用してED75の写真を引っ張り出した。

今から思えば、まだ駆け出しの時代のものだから、掲載するまでもないのだが、アントンKが初めて南東北旅行へと出向いた時のもので懐かしさが募る。以前にも記事にしているかもしれないが、この旅行のメインは、交流電機のED71・ED78・EF71そしてED75の撮影だった。現代に照らし合わせると、随分と贅沢に思える被写体たちだが、確かにED71こそ休車が出ていて、引退もそう遠くはないという意識あったが、板谷を越えるED78やEF71は日常の光景であり、ED75に至っては腐るほどにやってくる。これら電機に牽かれた客車で撮影地まで移動、徒歩で撮影しまくり、また最寄駅から客車列車での移動。これが当たり前の時代だった。もっとそんな旅行を楽しみたかったが、後年は時間と効率との兼ね合いからか、自動車移動が増えてしまっている。そう思うと、当時にはまだ意識が足りなかったと反省してしまうのだ。

掲載写真は、ED71のけん引する貨物列車を狙いに宮城まで入り、やってきたED75の急行列車列車。もっと設定が速い特急貨Aではなく、ナナゴが単機けん引の急行貨。今ではコキ編成が貨物の大部分となってしまったが、この当時は、こういったコンテナ編成よりも、二軸貨車を連ねた編成の貨物列車の方が、圧倒的に本数が多かったと記憶している。この時は、綺麗に揃ったコンテナの編成美に驚嘆した思い出が残っている。

1980-03-27       ED75155    東北本線:東白石-北白川