今年4月で根岸線が開通50周年を迎えたということらしい。はて?根岸線ってどこの路線となってしまいがち。鉄道に興味もない方からすればどうでもよい話だろうが、ようは都心を南北に結ぶ京浜東北線の横浜以南を「根岸線」と正式には呼ぶ。現在、大船まで走っている京浜東北線だが、アントンKにも大船開通時の記憶が微かに残っている。もちろんゲタ電と言われた73系電車の時代は、おぼろげとなったが、浦和電車区に101系電車が3本残っていて、来ればラッキーと思っていた少年時代を振り返ることが出来る。
鉄道撮影に目覚め、さらにこの京浜東北線には何かと関わってきた。首都圏で撮影に動き回る場合、東海道でも東北でも、このスカイブルーの電車にはお世話になってきた。首都圏の撮影時では、常にこの京浜東北線が並走している場合が多々あり、時には被写体と同時にやってきて意気消沈したことも数々ある。別の意味で関わりが多いが、やはりアントンKには、京浜線と言えばスカイブルーの103系電車のイメージが強いのだ。101→103→205→209→E233と変化してきたが、どの時代が時間にして一番長いのだろう。今さらながら興味が沸いてきた。
掲載写真は、こんな話題から探した京浜東北線に喰われた被写体の中から1枚。当時から165系電車が好きだったアントンKゆえ、大胆に改造を受けてしまった同形式も記録しようとチェックしていたことがある。この日は、JR東海の「ゆうゆう東海」という165系3両編成のジョイフルが関東にやってくるというので出かけている。しかし手前を走る京浜島東北線に見事喰われてしまった!かろうじて後追いでお茶を濁したという典型的な画像となったのだ。これからも何かと関わるだろう京浜東北線、宜しくお願いしたい。
1990-08-26 165系ゆうゆう東海 新子安付近
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