このところの猛暑で、外出が億劫になっている。特に今年の夏の高温は経験がないくらいのもので、東京も連日の35℃でさすがのアントンKも少々バテ気味だ。やはり地球温暖化の影響が顕著に表れているのだろうか。来年はさらに暑くなり、この先どこまでになるのか行く末が不安に思うのだ。いやアントンKの世代なら、さほど今と変わらないだろうが、20~30年先の未来は世相も含めて生きやすくなっているのか。その方が気になってしまう。孫子の世代が今より明るく快適に過ごしていける環境ならこの世に何の未練もない。そんなことを最近は考えてしまうのだ。
今年は久しぶりに北東北を旅したいと思っている。機関車や列車を求める旅ではなく、もっとカメラハイク的な計画で、今までは中々縁遠かったポイントを訪ねたいものだ。中小私鉄にも目を向けたいし観光を含めたカメラアイを感じて歩きたい。福島までは先月も出向いたが、青森・秋田・岩手はご無沙汰で、色づく季節が今から待ち遠しい。掲載写真は、奥羽本線の名撮影地、陣馬のセパレートで撮影したEF81の団体臨時列車。もちろんこの時は、定期の寝台列車があったから、こちらの方がメインターゲットだったが、広島の和式客車が北東北までやってくることは珍しく思い、少しばかり現場に居残ってシャッターを切っている。広島と言えばカープの赤なのか、はたまたモミジの朱色なのか、随分と派手な車体を纏いながら登場した客車は、「旅路」と命名されていたように思う。EF81のローズピンクとのコラボも新鮮に感じたものだった。
1996-10-05 9821 EF81 46 広島和式客車 白沢-陣馬
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