最近では、アントンKの鉄道趣味も終着駅が近づいていると思うことが多くなった。デジカメに機材を変更して早16年。ほぼズームレンズのみ使い、無暗やたらとシャッターを切る雑な撮影が当たり前のようになっている。何をどう撮るという基本は明確にしているつもりだが、それも時と場合により乱れてしまう。意欲こそ衰えないが、考えばかり先を急ぎ行動が伴っていないのが現状なのだ。
16年前までは、フィルムカメラを使って線路端に出ていた。ペンタ67に至っては20年以上もフィルム装填はしていない。あの頃は、1枚にかける時間や想いが今とは違い、もっと真剣だったと反省している。今も変わらないつもりで現場でカメラを持っているが、そこはやはり集中力というか、持続性というか、悲しいけど衰えていることを認めたい。今までの撮影スタイルを改めるべく、今年は実行していこうと思っている。機材も見直して、身軽に行動できるようパターンから変えていこうと思うのだ。また具体的になった時、ここで報告出来ればと思っている。時代とともに被写体も代われば、撮り方も変わる。ある意味自然な成り行きだ。
掲載写真は、PENTAX67を購入し、初めてフィルムを入れて撮影した上越線での一コマ。200mmのレンズを付けて、興奮しながら線路端でEF16を待ったあの時が、ついこの間のように感じてしまう。変わらない気持ちで、これからも線路端に立ちたいもの。まずは体力づくりかな・・・
1979-11-03 3662 EF16 23+EF15 149 上越線:水上付近
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