アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

変電所メンバー忘年会 2012

2012-12-10 08:45:58 | 鉄道写真(EC)

アントンKにとって、今年はおかげ様で特別な年になった・・

ふとしたことで、この撮影地で顔見知りになり、お互いに声をかけて親しくさせて頂いたお仲間8名と忘年会を決行することができたのだ。そんなに大袈裟なことかと思われるかもしれないが、この歳になって、新しい友人というか、素敵な趣味人が自分に加わるなんて想像もつかなかったからだ。アントンKにとって人とのつながりは、もういい歳なんだから、今後狭くでも深くなっていくのかなと近年思っていたところだから尚更なのだ。鉄チャンだって、今思えば知らず知らずのうちに、マンネリ化して打算で動いてきたように思う。季節に応じて毎年撮影していたものを決めて、義務感に駆られて撮っていたかもしれない。そんな中、ただ我武者羅にシャッターを切って、それも淡々と記録を繰り返している人たちと出会ってしまったのである。深い霧の中から光が差し始めたような、昔思い描いていたことをいつの間にか忘れてしまっていて、突然ハッと思いだしたような錯覚を覚えた。自分がいつか忘れてしまった思いや感情が彼等と見たり話したりすることで甦り、写真にその出来不出来に関わらず素直に向かい、でも何か一本スジの通ったポリシーまでも感じる。そうなんだ、彼等は本当に心底鉄チャン(鉄道写真撮影)が好きなんだ。こんな当たり前のことを今さら自分が気付き、とても嬉しくなってしまった。

この春にこんな衝撃とも言える体験をして、フッ切れた気持ちになった訳だ。それからというもの、この仲間たちへの挑戦、いや、自分自身への挑戦が始まった。日が長い時期も手伝って、出勤前の小一時間の鉄チャンが日常化していった。カマ番が今日は原色だからとか、天気が悪いからだとか、運休があるから等とかいう、今までのような自分の次元の低い言い訳は排除して、とにかく、この方々と同じ目線でご一緒してみたかった。「継続は力なり」とは、よく言ったもので、この積み重ねが、本業にもプラスに作用し、気力も高まって行くから不思議なものだ。多少の雨でもダイヤが乱れていても、とにかく毎日記録していくこと、シャッターをここで切ることに執着したが、ちょうど65PFの2000番代化の時期も重なり、さらにエスカレートしたように今思い出す。勝ち負けでは決してないが、この朝練の常連さんたちに少しでも追い付こうと老体に鞭打ち、この朝練のメインと言える8094レの記録撮影100回越えに挑戦し、これを目標とした。

その後、この目標はあっけないくらいに達成してしまい、データはHDに積み上げているが、このデータよりもはるかに大切なこと、いつも一緒にカメラを向けていたこの変電所メンバー(朝練メンバー)たちと共に過ごした充実した密度の濃いかけがえのない体験をアントンKはずっと忘れない。そして今回撮影現場以外の場所で、楽しい時間をお仲間全員で分かち合えたことに感謝の意を申し上げたい。

 

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写真は、今年最もシャッターを切ったであろうある日の8094列車。防音壁にかぶり付いて撮影するスタイルは、夢にまで出てくるようになった。良いのか悪いのか・・

2012(H24)-09-07   8094レ EF652127+EF641019        新鶴見(変電所)付近

                                           Nikon D300  Nikkor AF-S 70-200mm F.2.8G  VR II

 

 



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