前出のカートレインがかなりの反響を頂いたので、今回も続けてみたい。
カートレイン北海道とは、その名の通り関東と北海道を結んでいたカートレイン。国鉄がJRになって青函トンネルでレールが繋がり、ブルトレ北斗星が3往復体制で走り出したが、その後東海道線のカートレインに続いて登場したと記憶している。アントンKは、こちらにも乗車は叶わずだったが、その分撮影は結構楽しんだ。何せ東北線経由だから、交流区間はED75けん引。日の長い夏場によく出かけたものだ。
ちなみに北海道内は、青いDD51の単機けん引だったが、ここでは大好きなED75の方を掲載しておく。この時代、黒磯以北の東北線の撮影に出ても、同業者に会うことは稀で、圧倒的に直流機の人気が高いことを痛感したもの。この時も何かまうことなく撮影を楽しんだ。しかしそんな想いとは裏腹に、天気には恵まれず苦戦が続いていたが、こんな時に限って、普段は単機けん引のカートレインはED75重連で上ってきて度肝を抜かれた思い出が蘇ってくる。今では、こんなサプライズも起こらないのだろうが、当時が非効率だった分、今でも強く心に響いてその思いに浸ることができるのだ。こんな驚きや悔しさはこれからも忘れないだろうが、それが刺激になって次へと進んできたような気がする。現代はそういった面では詰まらなくなってしまった。
1992-08-21 8010ㇾ ED751039+158 カートレイン北海道 JR東日本/東北本線:白坂付近
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