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165系電車を続けているが、ちょうど今の時期、夏休みと言えば快速「くじらなみ」号を忘れることは出来ない。海無し県である埼玉、群馬県民御用達の臨時列車で、季節臨としても歴史がある。165系電車に始まり、最近まで列車名は異なるが189系使用にて継続運転されていた。もちろんこの列車は、千葉や三浦、伊豆といった太平洋側ではなく、上越を越えて日本海側の海水浴場へと向かう列車であり、昔から夏に賑わう鯨波海岸までのレジャー臨なのだ。
アントンKも、165系電車使用、それも専用のヘッドマークを掲げるとなれば食指が動き、何度か撮影にチャレンジしている。週末ではない不定期の運転で、1日2往復の設定だったが、始発が籠原と高崎となり、それも早朝出発のダイヤだったため、思いのほか撮影にも苦労したことが思い出せる。掲載は、国鉄末期の時代の同列車。もちろん湘南色の原型165系使用だ。この時は、お顔に日が半分しか入らず、がく然としたことが蘇る。
1986-08-07 9723M 快速くじらなみ3号 上越線:八木原付近
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