杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

アタゴオルは猫の森

2006年10月15日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2006年10月14日公開

アタゴオル  そこは言葉を話す猫と人間が共存する不思議な世界。
年に一度の祭りの日にひときわ騒がしい陽気なデブ猫ヒデヨシが事件を起こす。
封印された禁断の箱を制止を無視して開けてしまった、その中には・・・

予告で観る画面の質感と猫の物語に惹かれて、劇場鑑賞を決めていた作品。
丁度ワーナーマイカルの15周年企画で1000円公開だったので今日観ることにする。周りは子供連れが多く、ちょっと心配だったが、皆大人しくマナー良く観ていた。

はっきりいって子供向け要素の強い物語になっているのだが、ヒデヨシという猫のキャラが並外れたトラブルメーカーで、唯我独尊、美味しいもののためには友達も平気で裏切るというかなり特異な性格なので、大人も十分楽しめると思う。

ヒデヨシを父と慕う植物王のヒデコが可愛いし賢い二人の決して上品ではない言葉使いも耳障りにはならず、親しみを増してくれる。

ギルバルスという猫の存在も見逃せない。ニヒルなさすらい猫のクールさに田辺誠一の声が合っている

何より3D-CGの美しい画面は十分に期待に応えた出来だろう
石井竜也の曲もこの不思議な森雰囲気を壊してはいないと思った。

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