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さすらい時代 中村雅俊

2021-06-12 05:12:00 | 僕の音楽日記
俺が
死んだら…

友には…
陽気に
好きなあの歌を
歌ってくれと
頼み

愛する人には
早く忘れて
しまっておくれ
と願う


少しキザで
寂しがりやな
そんな粋な男

昭和の70年代あたりには
いたのだろうか?

どこか風来坊のような
カーボーイ的な
そんな
男に
憧れがあった


俺が死んだら…
なんてセリフを
 縁起でもなく
サラリと言ってしまう
普通
そんな台詞
言おうものなら
「縁起でもない若いのに…」
なぁんて言われり
したものだ


この歌は
♪俺が死んだら〜
で始まる
もちろん
仮定の話だから
遺言のようでもあるが

死ぬことの怖さとか
死ぬことの惨めさなんて
ものは無く

人の命は
風まかせ
と歌ってる

生きるときは生きる
死ぬときは
その時

そんな腹を括って
生きてる男に
未練なんて
言葉も
感情もないのだろうね

潔ぎいいというか

でも
そうなりたい願う
僕。


こだわりや
未練や
後悔なんかが
心に渦巻いて

♪俺が死んだら
陽気に友よ
好きなあの歌歌っておくれ

なんてセリフなかなか出てこない

まだまだ
僕はこの世を
さすらう
時代は続く



作詞 山川啓介
作曲 吉田拓郎

さすらい時代





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