明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

文具コーナーの誘惑

2020-01-25 15:31:00 | 散文 詩 



文具コーナーに足を踏み入れると
そこはワクワクの空間

カラフルなお花畑に足を踏み入れたような
宝探しをしているような…

そんな文具コーナー。

昔は鉛筆はトンボ鉛筆HB
が主流。
たまに貰い物の変わった鉛筆が手元にあったり…


ひとつのカルチャーショックは
三菱鉛筆uniの出現。
五年生の時
A山君が
uniなる小豆色の鉛筆を持っていた
しかも、2BとHという種類。

早速
文房具屋さんで
uniを買いに行った。

その文房具屋さんは
僕の家から歩いて40分以上離れた
隣町に近い一戸建ての団地内にある。
そこは結構流行の最先端
ワクワクの宝庫だった。

僕は その時まで…

気にせずありきたりな
鉛筆、消しゴム
ノートを使用していた。
無頓着に
書ければいい
消せればいい
デザインなんて関係ないノート

で過ごしてきた。


いわば文房具もファッションと同じで
気にすれば
それはオシャレになる。

自己満足は加速する。
ワクワクが止まらない
カッコいい!と憧れが走る



人のもつ筆箱にも
目移りして
さりげなく使ってる
他人の筆箱がよく見えた

消しゴムも
より消えるものを持ってたやつ

女子は
匂いのする消しゴムを何処かで仕入れてきて
さりげなく使ってる

女子に貸して、匂わせて
といいながら
鼻くそをつける真似したりして
からかったり…

僕は他人の文具が気になって
気になって
授業どころではなかった。

放課後や休みの暇な時は
文房具屋さん
や、スーパーの文具コーナーや
本屋さんに足を運んでは
漫画を物色しながら
目の引く文房具を探してたり

それこそ
おきにいりだった
友達と同じ筆箱を買いたくて
友達に売ってる店を教えてもらったり、
母親には筆箱が壊れたから
新しいの買うと無理くり
お金をせびって…


あの頃、小学校高学年になると
文具に流行が入ってきていた。
乗り遅れた自分が
取り残された
気持ちになったり…

早く追いつかないと…

勉強の遅れよりも
文具の持ち物に差がつく
ことの方が怖かった、悔しかった
あの頃

今でも
「何か 新しいもの、使えるもの…」
を物色する癖がある。



下敷き
鉛筆
筆箱
消しゴム

あの頃から今日まで
文具のワクワクは続いてる。

今では
手帳
バインダー
レポート用紙
メモ帳
システム手帳

新しい紙質のノート
など
進化した文具コーナー


ワクワクは止まらない。

何する訳じゃないけど
ついつい買ってしまう
ノート。
ペン
書きやすいもの

お気に入りのカラー、エメラルドグリーン
のものならなんだって
買ってしまう。

買ってしまえば
それで満足する所もあり、

結構
使わずにそのままが
沢山あるものだ






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