1979年 安奈の大ヒットで
甲斐バンド旋風は当分揺るがない
感じをもって
80年代に突入した。
80年第一弾に出た
通算１４枚目シングルは
「ビューティフルエネルギー」
甲斐よしひろさんがボーカルをとらない作品を出してきた。
ドラマーである
松藤さんの作曲
作詞は甲斐よしひろさん
松藤さんは他にも
「きんぽうげ」「レイニー・ドライブ」「メガロポリス・ノクターン」などがあり
甲斐バンドのメロディーメーカーでもある。
カネボウ化粧品のCMにも使われた
この歌
確かに
「安奈」のあと
甲斐さんでないボーカルの歌が
「甲斐バンド」クレジットで
流れていた
「ビューティフルエネルギー」だった。
甲斐バンドは甲斐よしひろさんばかりではなく
バンドとしての幅と懐の深さを見せつけるように
打ち込んできた
１４枚目のシングル。
確かに毛並みの違った
作品ではあるが
作詞 甲斐よしひろ
のコトバの世界は
やはり甲斐バンドだ。
柔らかくも尖った
80年代のロックシーンを牽引し始めた
甲斐バンド。
どこか
売れ線を意識した
作品ではあるものの
これぞ甲斐バンド
というよりか
これも甲斐バンド
と言った方が
良さそうだ
