これは
クリスマスソングとしては
鉄板なんだろうなと
B'zの
激しいロックの楽曲のなかにあって
アコースティックのバラードは
とても
僕ら世代には
馴染む歌でもあった
この歌の歌詞に
ものすごい
説得力のもつフレーズがある
それは
70年代の闘争後の若者に共感された
かぐや姫の「神田川」の
♪若かったあの頃
なにも怖くなかった
ただ、あなたの優しさが
怖かった
という、歌詞と
いつかのメリークリスマスにある
♪君がいなくなることを
はじめて怖いと思った
人を愛するということに
気がついた いつかの
メリークリスマス
という箇所がある
この似通ってないないようで
共通してる
ように感じる
怖いという感情。
優しくされることの
怖さ
君という存在がいなくなる怖さ
当たり前が
当たり前でなくなる
という
得体の知れない
怖さ
予想できない
考えたくないその先にまつ
不安
怖さ
を
表現してる
両作品なんだけど
ハッピークリスマスのカタチは
その姿を変え
思い出の
いつかのメリークリスマスを迎える
いつまでも手を繋いでいられるような気がしていた
そう信じていたものが
そうでなくなった
喪失感は
この季節には
重く痛い
今夜はクリスマスイブ
明日はクリスマス