結婚したあたりは
まだスキー三昧
夏はウインドサーフィン
そして
周りから
そろそろ
ゴルフでも?…
と付き合いのひとつで
誘われた
そうして
スポーツ売り場で
初心者用の
ミズノのハーフセットを
買った。
真っ赤なゴルフバック付きで
398(サンキュパ)くらいだったか?
まだドライバーも木のやつで
チタンが出始めたころだったかなぁ
職場の先輩に誘われていってから
トシくんところに
仕事帰りに寄って
いつものように
オヤジさんとも話しながら
晩酌の付き合いをしていた。
オヤジさんから
〇〇〇!(僕の名前呼び捨て)ゴルフ始めたのか?今度トシと三人で回るか?)なんて
誘ってくれた
二つ返事で
行くことを約束した。
とにかく
ゴルフというのは
厄介で
いくら練習場で
スィングや球筋がよくっても
いざホールに出ると
ガラッと様相が変わってしまう
スポーツで
野球でいうところの
ブルペンでいくら良くても
いざ マウンドに立つと
制球力を無くし
打たれるピッチャーのようだ
ということ
「こんかはずじゃあ 無かったのになぁぁ〜」
というセリフを
各ホールごとに
つぶやくのであった…
最初は飛ばす事ばかりに
意識が行きすぎて
肝心のパットが疎かに
また、パットが調子いいと
飛ばすのがダメとか
寄せるのが調子いいと
パットがダメだとか?
常々何かがダメで
スコアの足を引っ張るもの
なのだ…
だからこそ
ゴルフは面白い
次は頑張る
次こそちゃんとしめる!
なんて毎回決意の連続。
コースも本コースとショートコースが
あるが
上手くならないと本コースへは
なかなか連れて行ってもらえなかった。
トシくんのオヤジさんとトシくんと行ったのは一応本コース。
18ホールの有名 名コース
会員さんの名前を借りて
出た初めての本コース
とにかく
玉が飛ばない
グリーンが遠い
何回も打ち直す
フェアウェイを歩けない
ジグザグにあるきながら
やっとこさ
グリーンへたどり着く
キャディーさんも
明らかに
呆れていた
トシくんはなんなく
こなしていたけど
僕は練習の甲斐、むなしく
ひどい結果だった。
使うクラブも
三本でウッドの1番
7番アイアン
パター
のみ
PWもSWも
5アイアンも
9番アイアンも
使う事なく
クラブバックで
身を潜めていた
いつ上手くなるのか
いつ100を切るのか
面白さがわかるまで
その先にある
成長は場数をこなさないと
そこには到達しないらしい