明日は卒業式のところもある
40数年前
確かに
卒業することに
嬉しさと
少しのさみしさと
喪失感の中
あの桜並木の校門への道を
歩いて卒業した
いいだせなかった胸に仕舞い込んだ
言葉とともに
大人になることを誓って
もっとカッコいい男になろうと決めて
自分本位で
ワガママで
周りがみえてなくて
そりゃ、ただのクラスメイト
で終わった方が良かったのかも
しれない
やっぱり
学生の頃の男子って
頼りがなくて
子供ぽくて
女子とは精神年齢も
大きく違っていたし
眩しくみえたりもしたなぁ
明日は卒業式
制服が眩しい輝く
淡い春の日