もう いいじゃないか…
と思うことって
今までの人生であっただろうか
人はとにかく
諦めるな!
粘り強く!
負けるな!
などと
叱咤され
魂を鼓舞され
我慢や辛抱強さをもとめられる
それがいいこと、
それが美徳とされてきた
ような
時代は少し前まであった
でもね
歳と共に
諦めること
そして今の時代
何か
諦めることが早くなってきた
そんな感じがする
こだわらない
執着しない
そちらの方が良いような考え方の方を
耳にすることが多い気がする
気がするだけで
人は都合のいい言葉ばかりを
拾ってその考え、その言葉を
鵜呑みにするもの
だけなのかもしれないし
もういいや
もういいじゃないか
と
自分で自分に言い聞かせて
きりをつける
ケリをつける
納得いくまで後悔のないように
そういうことって
大事なことで
投げ出したり、あきらめたり
することとは別で
人って
どこか
後悔する生き物だし
後悔するけど
納得したふりの
蓋を被せて収めようとする
だからこそ
安易に
もう、いいじゃないか
なんて言いたく無いこともある
そう思いたく無いこともある
じゃあ
どこまで?
どこまででケリをつける?
自分で、線引きできる?
自分の物差しはあるのか?
自分のリミッターを理解してるのか?
自分の容量は?
若い頃はさっさと、切り替えて
次を目指すことの方が
早いこともあった
年齢を重ねることがかえってこだわりを
強くするのかもしれない
じっくり、ゆっくり
答えを出すのを躊躇することも…
それだけ一つ一つが、大切なことと
失うことは、やめることの喪失感は
若い頃とは違うことを知ってるから
でも
もういいじゃないか…
そろそろ
そう思えてきたら
それは
きっとそうなのかも
もういいじゃない 1973年作品
シングル「神田川」のB面作品
パンダさんのボーカル
あの時代結構カントリーワルツの、三拍子が心地よいバラードとして
作品も多かったように思う
今の時代
もう三拍子のリズムでの作品って
ホントに聞くことが少なくなってきてる
僕は好きだなぁと思える作品は
大抵三拍子。
もういいじゃないか?
え?三拍子リズム作品も
もういいの?
いやいや
もっと今活躍のアーティストも
いい三拍子作品つくってくれないかなぁ