折々に 京都の大原に居を構えたベニシアさんの暮らしぶりが紹介される放映を わざわざテレビの番組欄で調べるほどではない私に 「今 やってますよ」 と ベニシアさんファンの知人から メールが入ることがあります
今日は 番組終了後に 「白くなるわね」 と私からメールしました
何が白くなる って?
番組の中で朗読されるベニシアさんのエッセーが染み込むのか 醜いものなど最初から持ち合わせてないような 真っ白い心の自分を気付かされるのです
残念ながら その白さは長続きせず いつしか36色のクレパスでも足りないほどに 色付いていくのですけどね
白は 言い換えれば無色
白というより無色で生まれた人間の心は それぞれの環境で 千差万別に色分けされ 似た色の者同士が 心惹かれていくのでしょう
だからと言って 自分と違う色を弾くのではなく がんばって混ざり合おうと努力している いい年をした大人の姿だと思うのでありますが
特別の色でありたい人には どんなに努力しても無駄であることを 思い知らされたような気も
梅雨に入ったころから咲き始めるツユクサ
今年は コウテイダリアの鉢で コボレダネから育ったメガネツユクサが 肥料のオスソワケからか 今も咲き続けています
ツユクサは 梅雨に咲くから 漢字で書くなら梅雨草の方がいいんじゃないの と梅雨のさなかに宇宙人へ問いかけたりしましたが 猛暑にも咲くのなら やっぱり 葉に貯めた露の存在感を表す露草の方が相応しいのかも知れません
梅雨も遠く去ったし コウテイダリアの生長を促すには そろそろ引き抜いたほうが良いかな と思っていたところの 例年になく 長い間 咲き続けるメガネツユクサ
メガネツユクサの名前の由来は ブルーに白の縁取りがメガネに見えるから に違いないと思うのですが これまでになく大株に育ち 鉢の下まで垂れ下がったメガネツユクサにメガネが見当たらず 真っ白です
メガネツユクサを育てるようになって もう何年も経ていて 真っ白いメガネツユクサなんて 初めてのこと
心変わり? いえ そんなんじゃなくて
心は白くありなさいと 季節外れのメガネツユクサからのメッセージかな