宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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外面(そとづら) 

2022-07-17 14:22:41 | 日記

久しぶりの太陽

気温が30度で やや強めの窓から入る風が気持ち良いので クーラーは off

雨が上がったあとの フラワーボックスで咲くヒマワリに肥料を施していたら 対面の歩道を 手の平に乗るくらいのリュックを背に (✌'₌'✌)ⅿさんが いそいそと駅方面に向かっている

 

サンビリーバブル

咲いてみたら花色が黄一色とグラデーションの2種があった

 

この地で暮らすようになって知り合った友人 (✌'₌'✌)ⅿさん

60歳を越えるころ ご主人の体調により 一代で立ち上げた自営の会社を閉め 悠々自適の老後を送っておられる

他人事ながら 

若いころから活動的で健康そのものの(✌'₌'✌)ⅿさんは 杖を必要とするご主人を先に見送ってのちに ご自分が後を追うのが理想かな と思うのだけれど 

そうでもなくて

あとに残されると お見送りの儀式やら いろいろな手続きでの事務作業も面倒だから先に逝きたいと聞いて意外に思ったのは そのような現実を真剣に考えるような年齢ではなかったときのことだから 今は その気持ちが覆ったか あるいは変わらないままかどうか

 

彼女のご主人は いい意味での お人よしと言う感じのかたで 周囲の方々からの好感度が高く 「ご主人にお世話になりました」 と (✌'₌'✌)ⅿさんが知らないところでの ご主人の善意に対して お礼の品をいただくことが よくあるらしい

いつだったか 聞くには

仕事関係で家族ぐるみのお付き合いがある方々と お花見がてらのバーベキューをしようと言うとき 準備から後片付けまで ご主人が引き受け 実際に動くのは (✌'₌'✌)ⅿさんと二人のお子さん

宴が終ると それぞれの自宅へ ご主人が車で送り (✌'₌'✌)ⅿさんと お子さんは自力で帰ったり

子供たちが集まって遊んでいるとき 急な雨になり 迎えに行ったはずのご主人は他所のお子さんを車に乗せて家まで送りに行って 我が子は濡れて帰って来たとか

 

私にとっても いい隣人である(✌'₌'✌)ⅿさんのご主人であるのだけれどね

周囲から どんなに感謝されて好感度が高くても 家族にとっては いい夫だとか いいお父さんではないことの嘆きを漏らされることがあった 

 

ご主人も (✌'₌'✌)ⅿさんも 未だ健在で二人仲良くお暮らしだけど

いつかは その時が来て

外面(そとづら)が良いことで 好感を抱かれる他人様から どれほど悼まれようとも 身近で ないがしろにされた妻に 先に逝きたいという本音のもと 華々しいお見送りの形を否定されるとしたら それは ご本人の生き様による結果

恩恵を授かった人 その陰で何の恩恵も授からなかった人 それぞれの思いがあって当然だと思うから それぞれに自分の思いが遂げられる形での儀式を主張することに問題はないと思うけれど

自分の考え方と異なる者に対して その人格を否定するのは問題だと思う