ギブスが取れたら ギブスが取れたら と 見て見ぬふりして怠っていた家事あれこれ
取れたら 取れたで 炎天下をリハビリから戻っては また 見て見ぬふり
そうした中で目覚めた 昨日の朝
外は雨
涼しさから やっと その気になって
嫁ぐ前まで娘が使っていた 冬は植物の温室代わりになっている部屋の大掃除に取り掛かった
季節の変わり目ごとに 整理すればいいんだけどね💦
種蒔きに負われ ついつい奥へと押しやられていたグッズの中から出て来た なつかしい二つ
最初のころは 几帳面に一粒一粒 こんなグッズに種を埋めて 芽出しさせていたっけ
本葉が育ったら そのまま鉢増しできるスグレモノ
今や ブロッコリースプラウトのパックに パラッパラッ~ (*´▽`*)
もう一つの なつかしい は
シェークスピア記念館の裏で 無造作に営まれていた花屋さん
そこから2鉢の草花を連れて帰った その中の一つ アジュガのプレート
捨てきれなかったのね
コーティングされた紙製のネームプレートに指が触れたら パリパリと欠けた
植物を持ち込むには 植物検疫所での検査が必要になってくる
ここで お役所仕事とは形式的 というイメージを覆す裏話
洋ランの類は ワシントン条約のもとに 全て 持ち込み禁止となっている
検疫所の職員は植物の専門家ではないから 個々の性質を肉眼で見極めるのは難しいと思う
そんなことから 規定では[全て]となっているのではないかな? と思う私
それで 赴任先から本帰国の際に 現地で育てていたコチョウランを持ち帰りたく 検疫所で「ごくありふれた簡単に殖えるタイプのラン]で [増えすぎて困ったくらい] と言う事を伝え 持ち込みを試みた
しかし そう簡単に規定から外れることはことは難しく いろいろ あちこち 調査やら検査やら 長い時間をかけての経過を辿って いよいよ最後の判断は 入国へ最終の砦となるカウンターの職員さんに委ねられた
ここまでの経過を説明し 大切に育ててきたコチョウランへの愛を示して懇願すると
「私たちも辛いんですよねぇ・・・」 と 怒りとも泣き顔とも判断がつかない表情を示す職員さんは 見て見ぬふり? の薄目?で いくつかの私の手荷物は カウンターの上を横に流れて入国したのだった
そして もう一つは友人から聞いた 松茸の話
とくに持ち込み禁止との規定はないらしい松茸でも 問題は 土
検疫所の職員さんは 付け根の部分に難色を示したけれど なにしろ日本では高級食材
松茸の根っこにチラホラした程度の土が理由で 没収 そして廃棄となる運命を忍びないと思われたのか ナイフで松茸の根元を削り取るという作業を経て どうにか通過 となったらしい
でもこれは コロナなんて言葉さえも あったの? と思えるくらい まだまだ若かった私が 一人旅でも自由にできた時代のころのことだから 今は通用するかどうか
今日の花
オキナワスズメウリ
[美しい]という沖縄の言葉[ちゅら]から チュラウリ との別名も