宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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1年半が過ぎて

2024-09-05 13:33:20 | 日記

早朝5時 夫の出勤を見送りがてらワンの散歩と言う日常が 再び訪れた

一昨年の12月

いよいよ今日が最後と言う日の 切ない思いが蘇る

切なくは有ったけれど 電車通勤によるコロナの恐怖から逃れられることが  救いにもなった

 

毎朝 同じ場所で出会った 方々

我が家の前にある駐車場から車を出して 職場に向かうらしい青年は 今も相変わらず

たぶん お相手も お互いに意識はありながら 挨拶を交わすキッカケもなく 無言で行き違った同年代の男性は

この間に リタイヤされたのでしょうか

何度か お会いしているうち会釈を交わすようになった ご年配の男性は いつもネコと一緒で 

足元に放してあげては

お互い [この子たちの為に いつまでも元気でいないとですね]と お話しすることもあったけれど

まだ お会いすることは無く 

今朝 猫だけが ワンの動きをジッと見ていた

 

一昨年12月 最後の出勤となった夫の後姿が 曲がり角で見えなくなっての帰り道

色付いて散りゆくカツラの木には また来年も有ることを いいね! と うらやましかった気もする

紅葉すると メイプルシロップに似た香りを放つ カツラ

我が家から駅へと向かう途中に建築中だったマンションの植え込みで カツラの苗木を見つけたときの喜び

そして

なんと ここで暮らして20年余りの間にも気付かなかったカツラの大木が ここにそびえていることを知ったのだった

 

 

朝晩の風が 確かな秋の訪れを教えてくれる 今日このごろ

一昨年の12月から 1年と半年余りが過ぎて 

変わったこと と 変わらないこと

やがて このカツラが色付いて 甘い香りを放つころまでには ネコちゃんの飼い主さんと再会できますように