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踏まれた足を退けることが出来るまで
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憂鬱のあとに

2024-09-13 12:14:35 | 季節の便り

これからは涼しくなる一方 と思ったところが どっこい

日常で[どっこい]なんて そうそう言うことは無いんだけど  こんな使いかたで  合ってるのか? 

気になって調べてみたら 3つの意味があって 

その中の一つに [思いどおりにはいかないという気持を表わすことば] とあった

なるほど

立秋過ぎても  思い通りにいかない暑さだから 私の その気持ちが どっこい って言葉で表れたわけね

当地の予報は このあとしばらく 最低気温が26℃と続く

使ったこともない[どっこい]が 出るはずだわ・・・

 

こよなく愛すオキシペタラムは  

暑さを避けて室内に取り込み こんなふう・・・

 

そんな中にも 吉報~!

 

このごろ生まれないなぁ と思っていたところ

どうやら レッドラムズホーンが増えすぎて メダカの卵を食べていたらしい 

そこで レッドラムズホーンを ご懐妊メダカと隔離して 

めでたく誕生♪

そして

玄関に地植えしたクリローの葉には 珍しい訪問者も 

イチモンジセセリ で 間違いないと思う

いっとき暑さを忘れる こんな顔

 インターホーンが鳴って 2本足の訪問者は ナンバンギセルを手に ご近所の花友さん

 

あれは

義父母と夫と私の4人だけだったから 5月に嫁いで初めての夏だったと思う

義父が退職して 今の私のように 野菜や花を育てながら山野草を楽しんでいる義父母と

今なら おそらく規制されて 自由に立ち入ることはできないと思う近場の山にて

勉強熱心な義母らしく これは何々 これは何々と 次々に目にする植物の名前を教えてくれた

 

覚えているのが ウメバチソウ そして ナンバンギセル

その時は名前を教わっても聞くだけで そのあとに子育てが始まった私

その私も その頃の義母の年齢になったころには 花友さんとの出会いに恵まれ

そこで ゆーこさんに譲っていただいた 種のナンバンギセル

ナンバンギセルは ススキなどに寄生して育つから まずはススキを調達して

バス通りの我が家で 夏になるとナンバンギセルが咲くようになった 

何年か そうしているうち ススキが絶えているのに気付いたときは 後の祭り・・・ 

 

そして何年目かの 暑い夏

 憂鬱を吹き飛ばしてくれた ナンバンギセルとの再会

そろそろ植物の断捨離も考えなければならず 好ましいタイプから無念の消去法になっても

思いがけずやってきたナンバンギセルは 最後まで残る花の一つになるでしょう