夫から お土産がありました
このところの外出には欠かせず 畑作業には必需品でもある日除けの帽子です
通勤の途上で見つけたらしく 数日前から 「要るなら買ってこようか?」 と言われていたので 昨日の出勤時にお願いしたのでした
材質もデザインも 私がこれまで使っていたのとは ちょっと違って可愛い!
夫は 日除けの遮光性という材質が気に入った理由のようで 「あの帽子は もう捨てるように」 と
あの帽子とは いつも私がワンの散歩に行くとき被っている布製の帽子のことらしい
年々 厳しくなる地球の夏だから 夫には 布製というのが気になるのだと思う
私のやることなすこと ましてや身につけるものなど どうでもよい夫だけど こう言うことには細かい神経の持ち主なのだ
しかし初めのピンクから 少し色褪せてはきたけど 特に汚れも傷もないので処分するには惜しいと思う私
いえ 惜しいというのではなく
母が まだ介護を必要としないころ 実家に戻ると 母を助手席に乗せてドライブやら食事やらに出かけたもの
あるとき ドライブの途中に立ち寄ったスーパーで 当時は まだ今ほど出回ってなくて その時に初めて見た 襟足の日除けが気に入り 迷うことなくお持ち帰りした帽子
それが この帽子なのだ
帽子への愛着というより 母との思い出
この帽子を見れば 必ず思い出される母の事
里帰りした あの時 帰宅した私の荷物に この帽子があったことなど 夫は知るはずもなく
「母さん私のこの帽子どうしましょうね」