日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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土方です下手な俳句を詠んでます

2017年11月09日 07時41分37秒 | 日記
若いころから建設業界に身を投じ昨年の8月まで働いてきた。現在私の年齢は70歳と8か月である。


若いころ建築現場の飯場で暮らしたことがあります。



樗の木は古く獄門のさらし首の木に使われたとされ平家物語にもそのことが記述されています。



日本坂トンネルの管理道の草刈りをしたときの句です。



土方殺すにゃ刃物は要らぬ雨の三日も降ればよい。



工事現場では杭をたくさん使います。測量杭や丁張をかけるためです。



煩悩や魔障一切の悪魔を降伏退散させ、災難を除く 呪力があるとされる修法が、九字である。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」を唱えながら 、刀印(とういん)を結んで九字を切るか、諸印契を結印しておこなうものである。



『孝経』に身体髪膚これを父母に受く,あえて毀傷せざるは孝の始なり、身を立て道を行い、名を後世に揚げ、以って父母を顕わすは、孝の終わりなり。と、いいますから私は親不孝者でした。



アウトドアの仕事は雨が降ると休みになります。



汗は乾くと白い塩に結晶しました。



酒はほぼ毎日飲んでいました。



閻魔詣では7月です。



私は仕事に行く先々で大事にしていただきました。生シイタケを背負い籠一杯いただいたこともあります。



葛はマメ科の植物で荒地でもよく育ちます。肥大した根茎に蓄えられた良質な澱粉が葛粉です。



鶴嘴は代表的な土工具です。



日雇婦には別嬪さんもおりました。



現場には色々な人間がおりました。教え子と駆け落ちしてきた元代用教員の男。近所の人妻と駆け落ちしてきた男。若気の至りで人を殺してしまった男。焚火を囲んで根掘り葉掘り聞きだすのが私の役目でした。







一見労務者風などと土木労務者を犯人扱いするような新聞記事などには強い憤りをおぼえます。私が付き合ってきた現場の人たちは皆気立ての良い人ばかりでした。
私は紳士然とした怜悧狡猾な人よりも髭面の恐いような人の方が実は心は優しいことを経験的に知っています。