京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ヒヨドリ(鵯)の巣

2014年06月17日 | ミニ里山記録

 

居間の日除けにしている藤棚にヒヨドリが巣を造った。小枝の他にビニールのひもを利用している。


巣は窓ガラスから30cmも離れていないが、薄いカーテンがかけてあるので、そばで人が観察していても、気にならないようである。あるいは、気にしないように努力しているのかもしれない。昼間は時々、食事にでかけるようであるが、ほとんど抱卵している。これはカーテンの隙間から撮影したもの。



親鳥がいない間に、巣の中を撮影すると、卵2個が確認できた。

 この巣から約20メートル程離れた電線に、いつも雄がいて、ピーピーとやかましい。怪しげな奴がきたぞという合図をメスに送り、さらに外敵の関心を自分の方に引きつける作戦のようである。ヒヨドリが人家の近くに巣を造るのは、ツバメと同様に、カラスなどの捕食者から身を守るためと言われている。

今後どうなるか静かに観察したい。

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