1軒目は、今年も日光屋さんです。
初めて自然薯そばを食べます。
自然薯が固いので、少し混ぜて?練って?すりつぶして?食べてくださいと言われました。
まいう~ 石ちゃんは最近見てないけどどうした⁉
ペナントを売っていました。なつかしい
令和7年迎春 巳
久しぶりに稲荷山コースを歩きます。
旭稲荷 暖かそう
稲荷山より
高尾山山頂より 大山
今年も峰富士子ちゃんは見えません
今日はここまでです。
1軒目は、今年も日光屋さんです。
初めて自然薯そばを食べます。
自然薯が固いので、少し混ぜて?練って?すりつぶして?食べてくださいと言われました。
まいう~ 石ちゃんは最近見てないけどどうした⁉
ペナントを売っていました。なつかしい
令和7年迎春 巳
久しぶりに稲荷山コースを歩きます。
旭稲荷 暖かそう
稲荷山より
高尾山山頂より 大山
今年も峰富士子ちゃんは見えません
今日はここまでです。
日本経済新聞 1月20日 朝刊より
長野、史上初の4連覇
第30回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が新型コロナウイルスの影響で中止となった2年を挟み、史上初の4連覇を果たした。2時間16分55秒で昨年の大会記録を5秒更新。最多の優勝回数は11となった。
1区の浜口大和が区間賞。4位で出た5区の佐々木哲(ともに佐久長聖高 )が区間記録を大幅に更新する快走で首位を奪回し独走態勢を築いた。
千葉は44秒遅れで過去最高の2位。5区で鈴木るい(八千代松陰高)が14人抜きの力走を見せた。1区から上位で展開した福島が、優勝した2019年大会以来の表彰台となる3位に続いた。
高校生佐々木哲 圧巻の区間新
朝ごはん
朝食会場から、原爆ドームが見えます。
広島の宿 相生
一人で散歩に行きます。
原爆ドーム
ジョガーが走っています。
右側が爆心地
続きます
日本経済新聞 1月14日 朝刊より
専門家「日本でも深刻」
国際自然保護連合の研究チームは13日までに、世界の川や湖などの淡水に生息する魚やトンボ、ザリガニなど約2万3000種を調べた結果、4分の1が絶滅の危機にあると英科学誌ネイチャーに発表した。淡水生物の絶滅リスクが地球規模で調査されたのは初めて。
国内固有の淡水魚の4割も絶滅のリスクが高いとされており、専門家は「日本でも深刻な事態だ」と警鐘を鳴らしている。
研究チームは、20年以上かけて蓄積された世界の淡水生物2万3496種の生息データを分析。このうち24%について絶滅のリスクが高いと評価した。特にザリガニやカニ、エビなどの「十脚甲殻類」は全体の30%と最も高かった。淡水魚は26%、トンボ類は16%だった。
評価に携わった京都大学院の渡辺勝敏教授(生態学)によると、国内固有の淡水魚約100種のうち、アユモドキなど約40%が絶滅危惧種とされたという。渡辺教授は「日本の淡水生物の絶滅リスクは世界と比べても高い」と指摘する。
主な要因として水田周辺の生息場所の減少や、河川の改修による環境悪化のほか、岐阜県内の長良川で増えるコクチバスなど侵略的外来種の存在が挙げられるという。渡辺教授は「危機の深刻さを正しく理解し、外来種の拡散防止などに一層取り組む必要がある」と話している。
天然記念物 アユモドキ
ヒロシマ平和祈念ツアー 核兵器廃絶と永久平和を願って
9月22日 創作浄瑠璃「広島に咲く希望の花カンナ」
野澤松也師匠の創作浄瑠璃「広島に咲く希望の花カンナ」上演
カンナ
「75年間草木も生えない」と言われた広島で1945年の秋、新しい命が芽吹きました。生命の気配さえ失われた大地に緑がよみがえったのです。新しい命から人々が取り戻したのは、生きる勇気と希望でした。
夕食後に野澤松也師匠のお話を聴きました。
野澤松也師匠は、広島市生まれの広島市育ちです。若く見えますが70歳ぐらいです。すごく苦労されたようですが、それを微塵もみせません。師匠のお話を聴けて今回のツアーは、とても感慨深いものになりました。
日本経済新聞 2025年1月11日朝刊より
2024年単年、「パリ協定」目標を超過
産業革命前と比べて初めて1.5℃を超えた
欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、2024年の世界の平均気温が産業革命前に比べて1.6度高くなり、2年連続で史上最も暑い年だったと発表した。
気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇幅の抑制目標である1.5度を単年で超えるのは初めてだ。
パリ協定の目標が守られているかは、1年間の値だけではなく複数年の平均で判断する。気温の上昇幅が単年で1.5度を超えてもただちに目標未達成とはならないが、地球温暖化の深刻さは増している。
同機関によると、24年の世界の平均気温は15.10度だった。平均気温が過去最高だった23年の記録を0.12度上回った。
産業革命以前と同等の1850〜1900年と比較して1.6度高く、1991〜2020年の平均と比較しても0.72度高かった。
気温上昇の原因は、化石燃料の使用など人間の活動によるものだ。南米の赤道付近で海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」なども一因になっている。
日本経済新聞 1月11日 夕刊より
地球の平均気温2年連続で過去最高
昨年、NASA発表
米航空宇宙局(NASA)は10日、2024年の地球の平均気温が1880年の観測開始以降で最高になったと発表した。2年連続で最高記録を更新した。熱波や洪水、山火事など異常気象が各地で深刻化している。温暖化の影響は顕著になってきた。
1951~80年の平均をセ氏1.28度上回ったほか、1850~1900年の平均より1.47度上昇。24年は半数以上の月で産業革命前に比べ1.5度以上、上昇した。
一方、欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は同日、24年の世界の平均気温が産業革命前から1.6度上昇したと発表した。気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇幅の抑制目標である1.5度を単年で初めて超えた。
各機関の集計方法は異なるため数値に違いはあるものの、いずれも記録的な上昇となった。NASAは「誤差などを考慮すると、平均気温は(1.5度の)水準を上回っていた可能性がある」とした。
パリ協定の目標は複数年にわたる平均気温を指すため、目標が達成できなかったわけではない。一方で、米ゴダード宇宙科学研究所のギャビン・シュミット氏は「温暖化ガスの排出量を『実質ゼロ』にしない限り、気温上昇は続く」と警告する。
渋谷セルリアンタワー
能楽堂 竹友会 舞初式
絵物語 長谷川等伯より
長谷川信春(等伯)は半年もの間、無給で扇に絵を描く仕事をしたこともありました。
集合写真
日本経済新聞 2024年1月13日より
京都府、最多19度目優勝
第43回全国都道府県対抗女子駅伝は12日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間、42.195キロで争われ、京都が2時間15分26秒で3大会ぶり、歴代最多を更新する19度目の優勝を果たした。
1区の中地こころ(立命館大)がトップと3秒差の区間4位で、2区の佐藤ゆあ(立命館宇治高)が区間2位と力走してトップに。
4区の山本ゆうみ(立命大)、5区の芦田愛菜じゃなかった和佳(立命館宇治高)、7区の大西桃花(立命館宇治高)、9区(アンカー)の4人が区間賞と、隙のない強さで後続を突き放した。
1区(6km)
区間賞 田浦 英理歌 積水化学(千葉) 19分17秒
2位 真柴 愛里 長野東高(長野)
全国高校駅伝1区区間賞の真柴選手は、実業団・大学選手に一歩も引かず強かった。
◆8区→9区 通過順位(上位10位)
▽1京都
▽2大阪
▽3長野
▽4鹿児島
▽5愛知
▽6神奈川
▽7岡山
▽8福岡
▽9広島
▽10千葉
◇上位チーム アンカー
▽京都:川村 楓(27) 岩谷産業
▽大阪:大森 菜月(30) ダイハツ
▽長野:和田 有菜(25) JP日本郵政G
▽鹿児島:藤元 あみ(20) 京セラ
▽愛知:前田 彩花(20) 関西大
▽福岡:菅田雅香(23) JP日本郵政G
▽千葉:伊澤菜々花(33) スターツ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
▽兵庫:田中希実(25) NewBalance
▽長崎:廣中璃梨佳子(24) JP日本郵政G
京都が独走、大阪に長野が追いつき並走が続く。
その2チームに福岡と千葉も加わり、4チームの大混戦となる。
1 京都 2:15:26
2 大阪 2:17:52
3 福岡 2:17:53 アンカーで8位→3位
4 千葉 2:17:53 アンカーで10位→4位
5 長野 2:18:13 アンカーで3位→5位
6 広島 2:18:42
7 岡山 2:18:45
8 愛知 2:18:49
9 長崎 2:19:03
10 兵庫 2:19:16
長野:和田選手は実業団女子駅伝で優勝したJP日本郵政Gチームの7人の次の8番目の選手だったらしい。この悔しさを来年晴らせ!
2区から首位 総合力で完勝
3大会ぶりV で最多優勝回数を更新した京都は、2区から一度も首位を譲らなかった。2位と1分15秒差でたすきを受けたアンカー川村は、廣中璃梨佳や田中希実らが集った9区で2年連続の区間賞に輝き「皆のつくった貯金を使い果たさないようにと思った」と総合力の勝利を強調した。また「この大会は、生まれ育った場所で成長を見せられるいい機会で、ちょっとは成長した姿を見せられたと思う。京都に生まれてよかったという気持ちです」と喜びを表現した。
立命館大や立命館宇治高の地力あるランナーをそろえ「4~5区でトップに立てれば」と考えていた渡部博子監督(白髪で気苦労が多いのかと思った・余計なお世話⁉)は「皆が想定を超える走りをしてくれた」。完勝の流れをつくった2区の佐藤は、6区の村松 灯(立命館大)からの「(終盤の)紫明通でギアを切り替えれば大丈夫だぁ」との助言通りに快走した。
この大会は「京都で長距離走をやる女子選手の中学生の頃からの憧れの場」と渡部監督。京都チームで初めて走った佐藤は「憧れの先輩と一緒に練習でき、たくさん話を聞くこともできた。この経験は自信につながる」と笑みを浮かべた。
来週は広島県で、都道府県対抗男子駅伝が開催される。
頑張れ 広島 島根
激動の戦国の世に、日本の水墨画の最高峰を生んだ謎多き絵師の生涯が華麗な絵巻物で浮かびあがる!
画 西のぼる にしのぼる
1946年石川県珠洲市出身。数々の歴史小説の挿し絵や装画・装幀画を手がける。
文 安部龍太郎 あべりゅうたろう
1955年福岡県生まれ。
直木賞受賞作『等伯』の日経新聞連載時の名コンビが復
活!
巻末に安部龍太郎「等伯」10選の写真と、作品解説を収録。
松林図屏風〈右隻〉
国宝 松林図屏風 長谷川等伯筆 六曲一双
松林図屏風を装画にした『等伯』〈上・下〉
この2冊も図書館で借りてきました。
細君に「日本経済新聞に連載されていたんだよ」と言ったら、「面白いから、読んでいた」と返された。
タケホープは、その頃絵師の小説は興味が無かったので読まなかった
クライシスとは、危機や重大な局面を意味します。
はじめに:クイズ
まずは問題2つ:
●気候変動は急を要する問題だと思いますか?
●世界が化石燃料依存から抜け出すのは難しいと思いますか?
この質問にどちらも「はい」と答えた人は、ようこそ。本書を読みながらずっとうなずき、ときには快哉を叫ぶだろう。自分の考えが裏づけられたと感じるはずだ。
そしてその人たちは少数派でもある。大半の人々は、いまの質問の片方には「はい」と答えるが、両方ではない。
タケホープは2問とも「はい」でした。あなたは、どうですか?
えっ、2問とも「いいえ」
日本経済新聞
冬空の気象学(8) 長谷部 愛
葛飾北斎「富嶽三十六景 礫川雪の且」(こいしかわゆきのあした)
江戸時代は今よりも寒く、青空の雪景色も今より頻繁に見られただろう。
日本経済新聞
冬空の気象学(9) 長谷部 愛
歌川国芳「東都名所 州崎初日の出の図」
「隅田川が凍って舟の往来ができなかった」記録が残るほど、江戸時代は寒冷だった。
日本経済新聞
冬空の気象学(10) 長谷部 愛
歌川広重「東海道五十三次之内 蒲原夜之雪」
蒲原は現在の静岡市にある宿場町。
小氷期で寒冷だった江戸時代とはいえ、静岡市に10㌢も雪が積もるものだろうか。
広重は、旅した甲州か江戸の雪の雰囲気を再現したのだろう。
水爆大怪獣映画 ゴジラ
細君に、「この人が宝田明さんで、この人が河内桃子さんで、この人が平田昭彦さんで、この人が志村喬さん」と、言ったら細君は、「みんな知らない」と言った。
ホンマかいな⁈
1954年の日本。太平洋沖で船舶遭難事故が発生。何度も行われた水爆実験によって太古の生物が目覚めて暴れたことが原因だった。その凶暴な怪獣は、ゴジラと名付けられる。
やがてゴジラは東京を襲い始め、人間側が反撃するも成すすべがない。一方、古生物学者の山根(志村喬)の娘・恵美子(河内桃子)とフィアンセのような関係である芹沢名人じゃなかった博士(平田昭彦)は、ある研究に没頭しており・・・。
宝田明1934〜2022(87歳没)
河内(こうち)桃子1932〜1998(66歳没)(旧姓:大河内おおこうち)
平田昭彦1927〜1984(56歳没)
志村喬(たかし)1905〜1982(76歳没)
曳文神社 さわらないでね
1月7日 通常ライティング 幟(のぼり)
三囲(みめぐり)神社に、隅田川七福神めぐりの案内図がありました。
老後になったら行こう。
牛嶋神社に行って、2025年の干支(えと)の蛇🐍のおみくじを買いました。
すみだリバーウォークを通って、浅草寺へ行こう。
すみだリバーウォークに、竹のオブジェがありました。
ライトアップされたら、きれいになるようです。
浅草寺は、たくさんの人がいました。
防災熊手 日本堤消防署
隅田公園にも、竹のオブジェがありました。
日本経済新聞 1月1日 文化面
オロチの舞「蛇胴」で彩る
◇島根・石見神楽で使う大蛇の胴体、竹と和紙で作り続け66年◇ 植田 倫吉(90歳)
2025年の干支、蛇は多くの伝説に登場する。スサノオが8つの頭と8つの尾を持つ(だったら胴は1つとちゃうか)怪物ヤマタノオロチを退治する神話もその一つ。
これをダイナミックに演じるのが、島根県浜田市を中心とする一帯に伝わる石見神楽(いわみかぐら)の演目「大蛇おろち」だ。
私は、その舞台でとぐろを巻く巨大な蛇の体「蛇胴じゃどう」を66年作っている。すごい
子どもの頃、秋祭りで石見神楽を見ていた
おみくじは、吉でした。
月かげの
山のは近く
かたむけば
ほのぼのしらむ
東のそら
鳥のフンで白くなっているにゃ
フーン
空気が澄んだような気がします
猫ぎゅうぎゅう詰め川柳
花鳥の夢 山本兼一
安土桃山時代。権力者(信長、秀吉)たちの要請に応え「上杉本洛中洛外図屏風」「花鳥図襖絵」など、次々と新境地を拓いた天才画家・狩野永徳。芸術家の苦悩と歓喜を描く。
次は、「等伯 安倍龍太郎」を読みたくなりました
やっぱり箱根は青学‼︎
2年連続駒大2位
原監督箱根最強8勝
優勝の数だけ舞った57歳名将
「近い将来 監督をバトンタッチする 強化を続けながら引き継ぎしていく」
総合成績
1位 青学大 10時間41分19秒 大会新
2位 駒 大 10時間44分7秒
3位 國學院大 10時間50分47秒
4位 早 大 10時間50分57秒
5位 中 大 10時間52分49秒
6位 城西大 10時間53分9秒
7位 創価大 10時間53分35秒
8位 東京国際大 10時間54分55秒
9位 東洋大 10時間54分56秒 8位と1秒差
10位 帝京大 10時間54分58秒 9位と2秒差
10位以内が来年のシード権獲得‼︎
11位以下は予選会へ
11位 順 大 10時間55分5秒 10位と7秒差
わずか7秒差に泣く
日本経済新聞 2025年1月4日より
復路は駒大が制す
復路成績
1位 駒 大 5:20:50 復路新
2位 青学大 5:21:18
3位 國學院大 5:25:21
4位 帝京大 5:25:30
5位 東京国際大 5:26:21
6位 順 大 5:26:25
7位 東洋大 5:27:03
8位 城西大 5:27:11
9位 日体大 5:28:19
10位 早 大 5:28:27
青学大が2年連続7度目の往路優勝を飾った。
歴代2位の5時間20分1秒を記録した。
1区から首位を走った中大を、5区で若林宏樹(4年)が逆転。山登り3度目の、区間新記録となる1時間9分11秒で初の区間賞を獲得した。
1位 青学大 5時間20分1秒
2位 中 大 5時間21分48秒
3位 早 大 5時間22分30秒
4位 駒 大 5時間23分17秒
5位 創価大 5時間23分38秒
6位 國學院大 5時間25分26秒
7位 城西大 5時間25分58秒
8位 立教大 5時間27分27秒
9位 東洋大 5時間27分53秒
10位 日体大 5時間28分3秒
11位 東京国際大 5時間28分34秒
12位 中央学院大 5時間28分37秒
13位 順 大 5時間28分40秒
シード権争い大激戦 8〜13位まで1分13秒差
区間賞
▷1区(21.3キロ)吉居駿恭しゅんすけ(中大3年)1時間1分7秒
▷2区(23.1キロ)エティーリ(東京国際大)1時間5分31秒=区間新
▷3区(21.4キロ)本間はやて(中大)1時間0分16秒
▷4区(20.9キロ)太田蒼生(青学大)1時間0分24秒
▷5区(20.8キロ)若林宏樹(青学大)1時間9分11秒=区間新
日本経済新聞 1月3日より
ゴールする青学大5区の若林。2年連続7度目の往路優勝を果たした。
経験と蓄積、2区から追撃
107.5キロの往路の大半で中大の独走を許し、初めて先頭に立ったのは5区の中盤。青学大の原監督は「本当はもう少し楽にできた」と苦笑いしつつ、強調した。「勝てる力のあるチームが確実に勝てたことがうれしい。組織として力が付いた」。過去10年で前回大会を含めて総合優勝7回。王者の強さがつまった逆転劇だった。
1区は10位スタート。1分44秒差は想定外だったに違いないが、ここから経験豊富な実力者たちによる逆襲が始まった。たすきを受け取った2区の黒田朝日(3年)は「昨年も走った区間。周りは気にせず自分の走りに徹しよう」と焦らずペースを刻む。各校のエースが集まる区間で、過去2人しか達成していない1時間5分台が3人も出る高速レースに順応。自らも区間新記録をたたきだし、チームを3位に押し上げた。
箱根初出場だった3区の鶴川(4年)が中大に2分24秒差をつけられ、「(往路優勝を逃す)デッドゾーン」(原監督)に陥ったものの、前回大会は3区を走って逆転優勝の立役者となった4区の太田(4年)がまたも大仕事をやってのける。
「チームとして1年を通して箱根へのトレーニングを積んでいるのが、ベストを持ってこられる理由」と自負する主軸が、45秒差まで縮める快走。3回目の山上りを託した若林(4年)で勝負できる状態まで持ち直し、原監督は「勝てるなと思った」という。
大学入学前から箱根の山に恋い焦がれ、卒業後は競技を引退する若林は「1年生の頃から山に向けたトレーニングをしていた。太田がまくってくれて、ギリギリ先頭をみることができた」。ただ一心に前を追うことに集中し、10キロ手前でついに逆転。2位中大と1分47秒差もの貯金をつくる区間新記録に「最高に気持ちが良かった。復路にいい刺激を与えられた」と誇った。
往路に主力を投入しつつ、復路にも他チームがうらやむ選手がそろうのが青学大の総合力だ。「山下り(6区)のスペシャリストの野村が後続を(さらに)30秒以上離して、ピクニックランで7、8、9、10区と帰ってきたい」。原監督の冗舌が充実ぶりを感じさせた。
日本経済新聞 1月3日より
往路4位でゴールする駒大の山川
駒大4位、挽回期す
2年ぶりの頂点を目指す駒大は往路4位。帰山が1区2位と好発進したが、以降は首位争いに絡めなかった。2区で順位を5位に下げた主将の篠原は「(最後は)坂ではなく壁のよう。手を使って登りたくなる感じだった」と疲労をにじませた。
恥骨を痛めていたエース格の佐藤は復路での起用を見据える。
藤田監督は「6区でどれだけ差を詰める走りができるかが大事。その後に試合(の流れ)を変えることができる佐藤を残しているので」と挽回を期した。