タケホープの酔いどれ走遊記Ⅱ

アラカンの酔いどれランナーの実にくだらない日記
20数年ぶりのサブスリー復活を目指します。
禁酒しなきゃ無理⁉

世界の気温1.6℃上昇

2025年01月15日 | 日記

日本経済新聞 2025年1月11日朝刊より

2024年単年、「パリ協定」目標を超過

産業革命前と比べて初めて1.5℃を超えた

 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、2024年の世界の平均気温が産業革命前に比べて1.6度高くなり、2年連続で史上最も暑い年だったと発表した。

気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇幅の抑制目標である1.5度を単年で超えるのは初めてだ。

 パリ協定の目標が守られているかは、1年間の値だけではなく複数年の平均で判断する。気温の上昇幅が単年で1.5度を超えてもただちに目標未達成とはならないが、地球温暖化の深刻さは増している。

 同機関によると、24年の世界の平均気温は15.10度だった。平均気温が過去最高だった23年の記録を0.12度上回った。

産業革命以前と同等の1850〜1900年と比較して1.6度高く、1991〜2020年の平均と比較しても0.72度高かった。

 気温上昇の原因は、化石燃料の使用など人間の活動によるものだ。南米の赤道付近で海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」なども一因になっている。

 

日本経済新聞 1月11日 夕刊より

地球の平均気温2年連続で過去最高

昨年、NASA発表

米航空宇宙局(NASA)は10日、2024年の地球の平均気温が1880年の観測開始以降で最高になったと発表した。2年連続で最高記録を更新した。熱波や洪水、山火事など異常気象が各地で深刻化している。温暖化の影響は顕著になってきた。

 1951~80年の平均をセ氏1.28度上回ったほか、1850~1900年の平均より1.47度上昇。24年は半数以上の月で産業革命前に比べ1.5度以上、上昇した。

 一方、欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は同日、24年の世界の平均気温が産業革命前から1.6度上昇したと発表した。気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇幅の抑制目標である1.5度を単年で初めて超えた。

 各機関の集計方法は異なるため数値に違いはあるものの、いずれも記録的な上昇となった。NASAは「誤差などを考慮すると、平均気温は(1.5度の)水準を上回っていた可能性がある」とした。

 パリ協定の目標は複数年にわたる平均気温を指すため、目標が達成できなかったわけではない。一方で、米ゴダード宇宙科学研究所のギャビン・シュミット氏は「温暖化ガスの排出量を『実質ゼロ』にしない限り、気温上昇は続く」と警告する。

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