田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

『月の静かな夜のこと』稽古場レポート8

2013年03月15日 | 日記



※冒頭のライブシーン。リアルに盛り上がって来ました。


今日は『月の静かな夜のこと』の最終稽古でした(^-^)

日程的には最終稽古でしたが、気持ちの上では今日だって1回の普通の稽古。
明日からの小屋入りを意識した内容にはなるものの、何かを仕上げるとか、何かを終えるという感覚はありません。
明日は仕込みという名の稽古です。
永遠に芝居の精度を上げて行きたいです。
そして、そんな姿勢で芝居作りをしてくれるメンバーに感謝です。

さて、そんな今日、僕はとうとう衣装作りにも挑戦しましたよ!

衣装と言っても…ジャン!↓



カフェエプロンですけどね。
写真はライブバー店員・美樹役の杉本レイコちゃんです。

稽古前のバタバタした時間に30分間ほどで作りました。針と糸をいっさい使わず(^^;
だ、大丈夫だろうか?本職の衣装さんから見たら、これで衣装を作ったなんて怒られそうです。

でも頑張った!どうにか本番2ステージもちますように。


明日は舞台監督に変身だ!


頑張ります☆


平成24年度大東市骨髄バンク推進事業
『月の静かな夜のこと』

【日時】平成25年3月17日(日)14:00~/18:00~(会場は開演の30分前)
【会場】大東市立生涯学習センター「アクロス」4階 多目的室
【料金】無料
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『月の静かな夜のこと』稽古場レポート7

2013年03月15日 | 日記

※稽古をしている自分の姿を撮影することは出来ません。制作の杉本さん撮影です。

昨日は『月の静かな夜のこと』の稽古でした。
稽古場レポートですが、今日は私事を。

毎日がハードです。う~ん…ハードってほどでもないか?何だろう、でも、ぶっちゃけしんどいです。
ただ、これは苦労自慢でも愚痴でもないです。誓って違います。
根底には感謝があります。ただ、しんどい。単純にしんどい。
はい、それは当たり前。

一人の役者として客演をしている時と違い、
作・演出・役者・スタッフをしていると、そりゃしんどいです。
これを楽だ簡単だと言ってしまえば、それは嘘です。
僕はそんなに仕事の出来る人間でもないし、身心ともに強い人間でもない。
どちらかと言うと器の小さい、不器用で弱い人間です。
だから、ぶっちゃけしんどいのです。

でもね…

これがまた、こうやって人は成長するんだってことを学んでいる訳ですね。
そして、実はこれが幸せなのだということを、僕は本能的に察知しているのです。
だから、止められないし、辞められない。

あ!
『一人の役者として客演をしている時と違い、
作・演出・役者・スタッフをしていると、そりゃしんどいです。』
なんて書いてしまいましたが、違う、違う、違う!!
僕を含む全ての役者の名誉にかけて訂正します、役者に専心するだけでも大変なのです!!
今公演に参加してくれている役者の皆さんに感謝、感謝、大感謝なんです。

僕のツイッターやブログはまるで感謝の大安売り。
だけど、大安売りしても有り余るほど、毎日が感謝の大漁です。
周囲の人への感謝を絶対に忘れてはいけない。
毎日、1日の始まりと1日の終わりに誰かの顔を思い浮かべて感謝しよう。
面と向かって云えない「ありがとうございます!」を唱えてから起きよう、そして寝よう。

演じることは愛することだ。

だけど僕はとんがっている、歪な形をしている、そして転がっている。
もの凄く転がっている。転がっている石のように、転がっている。
そして、このブログを書いている今、酔っ払っている。

たまには良いですか?今日はちょっとお許し下さい。

愛してます、愛しまくってます。



平成24年度大東市骨髄バンク推進事業
『月の静かな夜のこと』

【日時】平成25年3月17日(日)14:00~/18:00~(会場は開演の30分前)
【会場】大東市立生涯学習センター「アクロス」4階 多目的室
【料金】無料
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ライブでした!

2013年03月13日 | 日記

※ライブ前、楽屋にて。ガラケーで鏡を撮影。ジャージですけど本番はジャージじゃないですよ♪田中悟

昨日は堂山小劇場さんのアコースティック飛び入りDAYでした。
これで通産5回目の飛び入りとなります。

今回もまたお客様にご来場頂き、もう、何と言いましょうか…
「感謝」という言葉だけでは足りない思いでいっぱいです。
そうそう言葉でだけじゃなく、歌でお返しせねば。ライブなんですからね。

「歌いたいけど、歌えない、歌うのが怖い…」という人生でした、ずっと。
去年、先輩のことぶきつかささんのライブを観に、何度か足を運んだ堂山小劇場。
今年になって、勇気を振り絞って飛び入りライブにエントリー。

「途中で失敗しても、せめて何とか最後までやり切れさえすれば…」
「ここに出てきただけでも奇跡的な大冒険!」

なんて思ってました。
実際初めての時は、ガチガチに緊張して、途中で失敗して、音程外すし、ギターもミスだらけ。(あ、今もか!)
でも回を重ねるごとに、少しずつ変化はしてきたように感じています。
小さな小さな変化を感じています。


ただ、人間は慣れてしまう。


今の環境や状況に慣れて何となくやってしまわないように注意したいです。
何となくサラリとやるぐらいなら、ガチガチに緊張して死に物狂いで不器用に歌う自分の方がいいのじゃないだろうか?と。なんだか少しかたい話になっちゃいましたね(^^;勿論、楽しさも大切でーす♪

上手くなればそれでいいって訳でもないけど、今の自分なら明らかに「もっと上手くなろう!」と思って然るべき。
そしてハートを磨きたいです。
一生懸命な世界に対して、一所懸命であろうと思います。


【セットリスト】
1.きれい
2.ミルク雨
3.ラブ


今日も橋村恭平くんと、ご一緒でした。
世代の差はあれど、好きなアーティストが同じだったりして面白かったです。
音楽って良いな、芝居も良いな、いいないいな人間っていいな♪


次回のライブも頑張ります!!
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『月の静かな夜のこと』稽古場レポート6

2013年03月11日 | 日記


今日は『月の静かな夜のこと』の稽古でした。
稽古の前に会場となる、大東市立生涯学習センター・アクロスさんにホール打ち合わせへ。
2回目となりますので、前回よりもスムーズに進んだかとは思います。
ただ、劇場ではなく多目的スペースという、部屋に近い空間で演劇をしますので、
あれこれと仕込みにも工夫が必要です。それがまた面白いんですけどね(^-^)

ホール打ち合わせの後は、プチ・スタッフ会議。
当日の進行打ち合わせや、これから必要な設備、備品などの割り出しをしました。
少しでもスムーズにご覧頂けるように、当日まで試行錯誤を重ねて行きたいです。

そして、夜からは稽古。
僕もそうでしたが、今回は他の舞台の本番と兼ねて稽古に参加している役者さんが多数。
稽古場で互いに代役をしながら稽古を進めています。
今日は久しぶり人数が集まりました。
今まで別々に稽古を進めていたシーンが少しずつ整い始めています。
まだまだ時間がある限り、丁寧に細かく、そして伸び伸びと芝居を作って行きたいです。

いよいよ今週の日曜日が本番!

でも、まだまだ焦らず、じっくりです(^-^)



(個人的なこぼれ話)
会場となる大東市立生涯学習センター・アクロスはJR学研都市線の住道駅前にあります。
住道駅の隣が野崎駅、野崎と言えば野崎観音、野崎観音と言えば…そう、我が家ゆかりのお地蔵さん
ホール打ち合わせから、稽古まで時間が少しあいたので、
今日は久しぶりにお地蔵さんに会って来ました。
考えてみれば、大東市と縁があるんだな~と、あらためて思った次第です。
お地蔵様、どうか温かくお見守り下さい♪





平成24年度大東市骨髄バンク推進事業
『月の静かな夜のこと』

【日時】平成25年3月17日(日)14:00~/18:00~(会場は開演の30分前)
【会場】大東市立生涯学習センター「アクロス」4階 多目的室
【料金】無料
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次回ライブのお知らせ

2013年03月10日 | 日記

※使わないけどドラムと一緒にギターの写真♪

今日は久しぶりに弾き語りの練習でいつも使っている練習スタジオへ。
2時間600円、しかも家の近所にあるなんて、なんてラッキーなことでしょう。

前回、前々回と風邪で喉が大変でしたが、今日は随分と楽でした(^-^)
まだちょっと喉に違和感はあるのですが、楽々声が出ました。
調子が悪いなりに、発声に工夫していた分、復調すると更に声が出やすく感じますね。
そう思えば、全ては怪我の功名!
やっぱり運が良いんだと自己満足に大盛り上がりです♪

でも…

調子に乗りすぎて、練習終わってから声がガラガラです。
そのあたり、加減できないところがまだまだ青いです。
それはそれで良しとしましょう。

12日火曜日の飛び入りライブにもエントリーしました!
油断せず、ちゃんとビビリながら緊張してリラックスしたいです。

ひとつひとつ丁寧に頑張ります。



3.12 ( TUE )アコースティック飛び入りDAY
【時間】OPEN 18:30 START 19:00 ※時間に若干の変更が生ずる場合もあります。出演順は未定です。
【入場料】無料(ワンドリンクの注文をお願いします。)

堂山小劇場 http://www.do-geki.com/index.html
530-0027 大阪市北区堂山町11-2 堂山山よしビル104
TEL & FAX /06-6367-3737
E-MAIL /info@do-geki.com
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ライブで歌ってる歌(歌詞)紹介『齧ったオレンジ』

2013年03月10日 | 日記
齧ったオレンジ

飲みかけたコーヒーを
テーブルの上に戻しながら
言いかけた言葉 かわりに飲み込んだ
「ああ、これからは愛に生きるよ」

互いに本当のことを
話してないよね そう言えば
弱さのせいにして そのままでいられるほど
「ああ、愛って甘いもんじゃない」

誰かが齧ったオレンジみたいな
あの太陽は朝日なの?
それとも夕日なの? 教えてよ ねえ
笑って 街が染まってしまう前に

見慣れてたこの街の
駅前の景色ぼやけてる
思えばどんな日々を描いていたんだろう
「ああ、恋って無常なんだよね」

あなたが齧ったオレンジみたいな
思い出が消えてしまう
一度ぐらいだよね ちゃんと繋がったのは
なんて 最低なこと言いそうだよ

俺が齧ってたオレンジみたいな
憧れや嫉妬がほら
ころがっているよ ころがっているよ
もう 始発のベルでサヨナラだね

止めていた煙草くわえ 少年みたいに空を見上げ
かっこつけてみたんだ かっこ悪いけど

ああ、これからはきっと…愛に生きよう





この歌は比較的新しい曲です。
最初のライブではストロークしながらやや激し目に歌ったのですが、
2回目のライブからはアルペジオで静かに歌っています。
こうやって同じ曲でもアレンジが変わって行くのはライブならではですね。今後も歌い込んで行きたい曲です。
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なんちゃって短歌集15

2013年03月09日 | 短歌



ミルクティーたまに飲んだら思い出す苦味がちょっと君に似ている


 なんとなく優しい気分欲しくってジャムとバターをパンに重ねた


とんがった鉛筆だからすぐ折れるけれど消さない君にひく線


 手袋とニットキャップとマフラーと愛する君の白く吐く息


駅を出て黄昏月の横顔に足を速めて君の家まで


 勢いで買っちゃったのはいいけれど箱のケーキが心配な件


重なれば形も何もありゃしないオレの直線キミの曲線


 いつからか僕は言葉を探してたほんとは君を探してたのに


心ってやつを傾げて胸に当て君に埋もれていたいと思う


 あと少し見つめ合ったらほどけそう蝶々結びひっぱりながら




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『ちょっとした夕暮れ』最終日

2013年03月08日 | 日記
役者紹介

第一話『小さい夕方』高橋(宿南麻衣) 大西(南出謙吾)

第二話『天気予報を見ない派』木下(肉戸恵美) 祐介(田中悟)

少し日が過ぎてしまいましたが、
劇団りゃんめんにゅーろん番外公演『ちょっとした夕暮れ』お陰様で全ステージ、無事に終了致しました。
ご来場頂きましたお客様、関係各位に深く感謝致しますm(__)m

何となく静かに流れる時間でした。
南出君の描く世界が、まさに静かに流れる時間そのものである気がしますし、それは稽古場においても一貫してそうでありました。

でも、

水面が穏やかでも、水中の流れは激しかったです。
役者達は稽古場にてもがく、もがく、もがく。
でも不思議なことに役者自らが流れを起こさないと、この流れは生じない。
役者がもがくのは作品の根底にある本当の流れを知るためであり、何より、知った流れをお客様にお見せするためであったり。
だから自ら物語に溺れて、自ら流れを作っていく…そんな生き物なんでしょうね、役者って。

僕はちゃんと祐介として生きていただろうか?

彼は物語の中を通り過ぎた影のような、或いは風のような存在でした。幽霊だったのかも知れません。
稽古中、僕はしばし彼を見失っていました。
稽古も終盤に差し掛かったある日、稽古場にて第一話『小さい夕方』を観た時に「あ、第一話の大西って男こそが、第二話『天気予報を見ない派』にリアルに存在してるんだ」って思ったんです。
そして漸く祐介の居場所が分かった気がしました。

こんなふうに僕は不器用で客観性の乏しい役者なのです。が、それでいい。それぐらいでちょうどいい役者バカ加減なのだと思います。僕好みの濃さの調整です。


あれ?だけど今頃になって祐介への感情移入が更に大きくなってきた。


南出くんにお願いです。いつか祐介のスピンオフを書いて下さい。苦いコーヒーを飲んだら眠くなる男の物語を。
あ、でもやっぱり、彼らをそっとしておいてあげたい。
雨上がりの夕方、卵の入ったレジ袋をぶら下げてどこかの街を歩いているであろう彼をそのままに。
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『ちょっとした夕暮れ』初日

2013年03月06日 | 日記

※雲州堂入り口付近。風情のある癒し空間ですね。

昨日は、劇団りゃんめんにゅーろん『ちょっとした夕暮れ』の初日でした。

10時に小屋入りして、1時間半で搬入と仕込み。
11時半からお店のランチタイム営業で一旦作業は中止。そして…美味しいランチ♪


※プレートランチ、メンチカツ!!

まったりとしながらチャイを飲んで、午後から作業を再開。


※仕込み終了直後の舞台写真。

場当たり、ゲネプロ、そして開場して、
18時半に1ステージ目が開演。
20時半に2ステージ目が開演。

全てが順調にスムーズに進行していきました。
2ステージとも沢山のお客様にご来場頂き、感謝しております。

仕込み→本番→本番というタイトなスケジュールであっと言う間に過ぎた初日。
バタバタしていたと言えばそうかも知れませんが、気持ちはずっと穏やかなままでした。
これぞ、劇団りゃんめんにゅーろんマジック。

今日は午後から小屋入りです。
出来るだけ早く現場に入って、夜のステージに備えたいです。

雲州堂にてお待ちしております(^-^)



劇団りゃんめんにゅーろん番外公演
ちょっとした夕暮れ 作・演出 南出謙吾


【日時】3月5日(火)18:30~/20:30 6日(水)19:30
【料金】2000円(1ドリンク込み)
【出演】宿南麻衣(遊気舎)×南出謙吾 肉戸恵美(劇団未来)×田中悟(ONE WAY TRIP)
【会場】雲州堂 http://www.iori-unshudo.com/
劇団りゃんめんにゅーろんHP http://www.ryanmen.com/
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ちょっとした交差点

2013年03月05日 | 日記
(※劇団りゃんめんにゅーろん『ちょっとした夕暮れ』のフライヤーより一部抜粋。)
~様々な事情があって、この公演にて大阪での劇団活動は一旦お休みをするになりました。13年になりました。どちらかと言うと、細々と、でも一意専心に、やってきたつもりです。これは断末魔ではなく、集大成です。小さいけれど、そういう作品なのです。~


りゃんめんにゅーろんさんのHPを見て、あらためて確認してみました。

2000年 まばたきの庭
2003年 ポプコーンの降る街
2004年 月見荘秘話
2005年 ひめごと(演出)

僕はこの4作品に関わらせて頂いておりました。
けっしてこれが終わりではないのですが、ひとつの劇団の節目となる大切な公演です。
どの公演も等しく大切ですが、その中でも少し意味のある大切な公演もあります。
センチメンタルにはなりませんが、やっぱり少し切なくて、かなり熱いです。
自己満足かも知れませんが、それでも誰かに捧げるつもりの舞台です。

全ての関係者の皆様に、全ての観客の皆様に、感謝を捧げたいのです。

南出作品の中で生きる。

2013年 ちょっとした夕暮れ

またひとつ足跡を残します。
無垢な顔して通り過ぎます。
ここは終着地点でなく、ちょっとした交差点です。



劇団りゃんめんにゅーろん番外公演
ちょっとした夕暮れ 作・演出 南出謙吾


【日時】3月5日(火)18:30~/20:30 6日(水)19:30
【料金】2000円(1ドリンク込み)
【出演】宿南麻衣(遊気舎)×南出謙吾 肉戸恵美(劇団未来)×田中悟(ONE WAY TRIP)
【会場】雲州堂 http://www.iori-unshudo.com/
劇団りゃんめんにゅーろんHP http://www.ryanmen.com/
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