はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「障がい」?それとも「障害」?

2017-01-27 | 議会

今日は、広報広聴委員会があった。

 

2月末に発行される「議会だより」の校正である。

誤字脱字のチェックやイラスト、文字のポイントといった

細部にまで、チェックをいれる作業である。

 

時間をかけて協議したのは、

「障がい」と「障害」の漢字表記についてだった。

 

議会事務局では、議事録の漢字表記については、

日本速記協会が発行している

「標準用字用語辞典」をルールにしている。

現時点では、これが敦賀市と敦賀市議会のルール

ということになっている。

 

だから「障がい」は「障害」という表記に統一されている。

地方自治体の中には、独自で「障がい」という

表記を決めているところも増えてきているという。

 

漢字表記に関する法令を調べてみた。

 
法令における漢字使用等について(通知)

 平成22年11月30日付け内閣告示第2号をもって「常用漢字表」が告示され同日付け内閣訓令第1号「公用文における漢字使用等について」が定められたことに伴い,当局において,法令における漢字使用等について検討した結果,別紙のとおり「法令における漢字使用等について」(平成22年11月30日付け内閣法制局長官決定)を定め,実施することとしましたので,通知します。

 

ということで、その中から一部抜粋したのがこれ☟

 

次のものは,常用漢字表にあるものであっても,仮名で表記するもの とする。

 
   )      → おそれ
恐れ
且つ        → かつ
従って(接続詞)  → したがって
但し        → ただし
但書        → ただし書

   )      → ほか

又         → また(ただし,「または」は「又は」と表記する。)
因る        → よる

 

ただ、「障がい」については、国も決めかねている。

 

当事者のあいだでも、さまざまな議論がある。

漢字表記を変えても、社会が変わらなければ

意味がないからだ。

 

差別や偏見が当たり前のように、横行している社会では

社会こそが、マイノリティにとっての障害になる。

 

広報広聴委員会では、今後も漢字表記の問題について

議論を重ねていく。

 

 

 

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1月26日(木)のつぶやき

2017-01-27 | 脱原発
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