はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

理事者ってだれのこと?

2017-01-30 | うまいもん

議会の中で、よく使われる言葉のひとつに、

「理事者」というのがある。

 

議会に対して、執行機関である行政側の部長等のことを

「理事者」というのである。

 

なぜ、執行機関の部長(だけなのか、課長も含まれるのかは?)を

理事者と呼ばなければならないのか、

議員になった当初から、疑問と違和感が常に付きまとっていた。

 

自治法をくまなく探したけれど、

執行機関を「理事者」と呼ぶ・・・とは

どこにも書かれていなかった。

 

ところが、自治用語辞典に次のように書かれていた。

「理事者とは、法人の理事の職にある者をいう。理事は、必置の機関であり、対外的には法人を代表し、内部的には組織を維持し、事務一般を執行する権限を有するとともに・・(省略)・・・。地方公共団体にあってこのような任務を持つものは、条例、予算その他の議会の議決に基づく事務等を管理し執行する、いわゆる執行機関(自治法138の2)であり、これを一般に理事者又は理事機関という。」

 

法的な根拠はないけれど、慣習とか慣例で

「理事者」と呼んでいるだけだと理解した。

 

そもそも「理事機関」という言葉を議会で聞いたことがないし、

誰も使っていないのである。

 

だとしたら、「理事者」もそろそろ「執行機関」に

替えたほうが、いいと思う。

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1月29日(日)のつぶやき

2017-01-30 | 脱原発
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